「栄養を活かせる体」でなければいくら栄養を入れても効果を期待することは出来ません

いくら体が栄養で出来ているとはいえ、その栄養を健康に活かすことが出来なければ、当然のことながら健康を維持することはもちろん、病気や不具合の改善も難しくなってしまいます。

何を食べても元気で不調知らずな若い人と、どれほど気を使った食事を行っても体調が上向きにくく健康を維持しにくい高齢の人

を見比べてみれば、これがいかに重要なことであるか理解できるのではないでしょうか。

栄養を摂る(栄養学)ことも大事ですが、それよりもはるかに重要性が高いのが栄養を活かせる体作り(生化学)

なんです。



では栄養を活かせる体とはどのような状態の事を指すのでしょうか?



基本的には

・腸内環境
・肝機能
・ホメオスタシス(自律神経・ホルモン・免疫)

の三つの機能が整った状態のことを指します。

なぜならこれら三つの機能こそが自然治癒力の根幹となる部分だからです。

この三つの機能が過不足なく正常に働いていればこそ、自然治癒力が適正に機能して、栄養素が効果的に活かされ、病気になりにくい健康な体を維持しやすくなります。



しかし農薬・添加物・薬・環境ホルモン等に溢れている現代社会においては、

  • これら三つの機能を適正に維持し続けられる人は少なく、
  • そのため摂取した栄養を活かすことが出来ず、
  • 体の修復もままならなくなり、
  • その結果として慢性的な病気・不具合に悩まされている人が増えている

と考えられます。

ですから「腸内環境」「肝機能」「ホメオスタシス」を意識して整えていくことが重要で、そのことが現代病を克服するための大きなカギになっていると言えそうです。



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