最近つくづく思いますが、スーパーの魚コーナーに行ってもほぼ養殖か海外産しか見かけなくなってないでしょうか。地元産で天然物なんてほんのごく僅かになってしまった気がします。
そんな話を地元である室津の漁師さんにしてみたところ、
そもそも魚が全く取れなくなってきている
という返事が返ってきました。
それって
ええ~~~~~( ゚Д゚)
なお話で、僕が子供の頃やまだ社会に出て働き始めた20年ほど前なんて、室津と言えば貝も魚もエビもめちゃくちゃ一杯取れる豊かな漁場だったのに、ほんの10~20年ほどの間に驚くほど漁獲高が激減してるみたいです。
いくらで獲れるイメージのあったカレイとかサバとかキスなんかも下手すりゃ壊滅的に減ったみたいですもんね。この地域名物のいかなごのくぎ煮なんかも全く取れないという事ですっかり高級食化していってるし・・・・・
例外的に鯛やハマチなどは増えているとも言われていましたが、とにかくそれ以上に大半の魚介類や甲殻類が姿を消してしまっているという事でした。
なので
俺ら漁師でも魚がだんだん食べれなくなってきてるよ
と言われていて、話を聞きながらすごくショックを受けて帰ってきました。
そりゃあスーパーに地元産の天然物が並ばないはずです。ほんとに悲しい話で、年々魚すらも希少な食べ物になってきてるんですね。
先日は今後10~20年ほどの間にお米も手に入りにくくなる状況についての記事も書きましたが、もうすぐそこまで食糧危機がやってきていることを痛感します。最近は食料全般の値上げ率もとんでもないことになっているし、日本の食糧事情は相当にヤバイことになってきています。
それだけにこの問題。もっと多くの人が危機意識を持って政府や行政に対して声を挙げていかないと、そのうち本当に食べれない時代がやってくるでしょう。事実ベースで見ていけば、それって全然大げさな話じゃないと思います。