■脂溶性毒素とは?
「脂溶性の毒素」とは脂に溶け込む毒性物質の事で、例えば
・魚貝類や枠千ンに含まれていると言われる水銀
・水道管などに使われている鉛
・米や野菜に含まれているというカドミウム
などの猛毒とされる重金属類や
・薬
・農薬
などが代表的なものになるかと思います。
他にもこの時期全国的に飛来してくる黄砂なども、考えてみれば脂溶性毒素の塊?と言ってもいいくらいかもしれませんね。
そして脂溶性毒素は、人間の体の中であれば肝臓などを始めとした臓器や脂肪細胞の中に蓄積してしまうため、水溶性の毒素と違って体外への排泄が難しいことでも知られていて、
一度体内に蓄積されてしまうと一生排泄できないこともある
と考える専門家もおられるほどです。
そのため気づかない内に脂溶性毒素が体内のいたるところに蓄積してしまっている人は非常に多いと思われ、
・病気や不具合を発症しやすく
・慢性化しやすく
・また治りにくくなっている現代日本人が多い
のも、その蓄積してしまった毒のダメージを延々と受け続けてしまうからかもしれません。
その可能性は極めて高いのではないでしょうか。
じつは健康上最も注意が必要で、かつ危険性が高いものの一つが脂溶性毒素になります。
■脂溶性毒素の排泄はコーヒーエネマが最適!?
「コーヒーエネマ」は、約1リットルの高濃度コーヒーを口からではなく腸に直接注ぎ込むというデトックス法です。腸に直接注ぎ込むことにより、脂肪を分解する消化液「胆汁」の分泌力が飛躍的に高まることで知られています。
そして胆汁がしっかり分泌されている人は体内の余分な脂肪や使い古した脂肪の分解がきっちり行われると考えられるため、あくまで理論上のことではありますが、脂溶性毒素の蓄積を防いだり、蓄積してしまった脂溶性毒素の排泄が促進される可能性が考えられます。
ところが現代日本人の胆汁の分泌量はというと、大半の人が「全く足りていない」という状態だと考えられます。
というのも以前のブログにも書きましたが、胆汁がしっかり分泌されている方の便はバナナ色になりますが、胆汁の分泌量が足りていない人の便は黒っぽい色になります。しかし現代日本人は黒っぽい色の便の人が殆どで、胆汁の分泌量が全く足りていない人ばかりになってしまっています。おそらくバナナ色の便が出ている人なんてほぼ皆無に近いのではないでしょうか。
ですからコーヒーエネマの持つ胆汁分泌促進という作用が、脂溶性毒素の排泄に役立つ最適な方法の一つとなるのではないかということです。
日本では医療に分類されるものではないため効果を謳うことはもちろんできませんが、個人的な体感から思うことや理論上の話だけで言えば
・慢性的な不調に悩まされている人
・枠千ンの毒性を減らしたい方
・薬をたくさん使ってきた方
・重金属類の蓄積が気になる方
などは、コーヒーエネマをやってみる価値が十分にあるように思います。
脂溶性の毒まみれの世の中ですから、何か一つ二つは良い解毒法を取り入れていると良いのではないでしょうか。