人間の体は栄養で出来ているわけですから、栄養を摂らないと健康を維持したり病気・不具合を治すことは出来ません。ですから絶対に栄養を適正に摂取していく必要があるのですが、ただ摂取した栄養が必ずしも体内で有効に活用されるかと言えば、
■栄養を有効に活用するための条件として
- 肝臓が正しく機能しているか?
- 腸内環境が整っているか?
- ホメオスタシス(自律神経・ホルモン・免疫)が正しく機能しているか?
というこの3つの条件を全て満たせていなければそれは叶いません。
なぜなら「栄養を吸収したり」「作り変えたり」「上手く活用していく」ための機能が、この3つの機関に集約されているからです。近年腸の重要性が強く叫ばれるようになってきたのもその理由の一つがここにありますし、腸だけでなく、肝機能とホメオスタシス機能も実は併せて重要な要素になっているということです。
そして年齢を重ねた人や慢性的な病気・不具合を抱えている人ほど特にこれら3つの条件が揃っていない場合が殆どで、そのため体調が上向きにくくなってしまっています。言ってみれば治らないサイクルに入ってしまっているようなものですから無理もありませんね。いくら栄養を摂取しても健康状態が上向いていかない人ってほんっと多いと思うのですが、そこにはこんな理由があったというわけです。
なかなかこういう情報というのは出てこないものだと思いますが、じつは栄養以上に重要なのが肝機能・腸内環境・ホメオスタシスなのだということはぜひ覚えておかれると良いと思います。