アレルギー体質を改善しないと体が老化しやすくなります

慢性的なアレルギーを抱えている場合、体内ではたくさんの活性酸素が発生し、至る所で炎症が発生するようになりますから、単純にそれだけでも体の老化を促進させることに繋がってしまいます。

しかしそれとは別に老化を促進させてしまうより大きな問題がもう一つあります。

それがDHEAの浪費です。

DHEAとは、肝臓の上にある小さな臓器「副腎」で分泌される天然のステロイドホルモンのことであり、前回記事で紹介した副腎皮質モルモンこそがこのDHEAになります。

そしてこのDHEAはただステロイドホルモンとして抗炎症作用の働きを担っているだけでなく、体の成長や修復を促す性ホルモンの原材料にもなっているため、別名「若返りホルモン」と名付けられるほど体年齢を決定付ける役割を有してもいます。

ですから体の若さを保ちたい、あるいは体年齢を巻き戻してアンチエイジングを図りたい場合は、

如何にこのDHEAに炎症作用を抑制するためのステロイドホルモンとしての働きではなく、成長や修復を促す性ホルモンとしての働きに専念させられるか

が重要な鍵となっています。

それがアレルギー体質を改善しないと体の老化が進みやすくなってしまう理由になります。