⇩このガラスの破片のように見えるものが血中に混ざっている尿酸血漿です。
「おしっこの基になるもの」と言われています。
通常血中にこのような尿酸血漿が見られることはあまりないはずなのですが
- 尿酸値が高い
- 血液が酸性に傾いている
- 水分補給が少なくおしっこの回数が少ない
- 血液が冷えて血中に溶けている尿酸が結晶化しやすくなっている
ような状態が続いてしまうと、確認されるようになるそうです。
そしてこの尿酸血漿は「比重が重たい」ことから
- 関節間隔の狭い女性の場合は関節に
- 関節間隔が広い男性の場合は関節を通り抜けて手先や足先に蓄積しやすい
と言われているのですが、その蓄積量があまりにも増えてしまうと、写真でも確認できるようにガラスの破片のように鋭く尖った部分が血管を内側から傷つけてしまい、まるで刃物で切りつけられたリ針で刺されたような痛みに襲われるようになるということです。
それが関節リュウマチや痛風の正体
なのだそうです。
確かにこうした写真を見せられると、リュウマチや痛風が起こる原因が尿酸血漿の蓄積だと考えられるのも納得できる部分があるのではないでしょうか。
幸いにも、以前このような血の観察をしてもらった際に私自身の血からはこのような尿酸血漿が見られた事はなかったのですが、もしたくさん見られでもしたらちょっと怖かったですね。
当時は体温が低かったので尿酸が血中で結晶になりやすい体内環境だったとは思いますが、水をたくさん飲んでましたからそれが良かったのかもしれません(^^;