「生きた血の見方」を少しだけ解説してみます

先日のカルマグのブログで、「ネットに落ちていた生きた血の写真」を一枚掲載しました。
(しかも無断だったのですがクローズドのブログなのでご勘弁を^^;)

それは

鉄不足になると赤血球に酸素が取り込めなくなって、赤血球の真ん中がドーナッツの穴のように抜けたような状態になってしまう

ことを知っていただくためだったのですが、生きた血というのは鉄不足以外にも様々な問題を映し出してくれるものになりますから、せっかくの事でもあるのでもう少し生きた血の見方というものをほんの一部にはなりますがご案内してみようと思います。

この検査は日本国内においてはグレーゾーンに当たるものになり、一般的な病院で取り入れられている所はなかなか見当たらないのですが、知識として知っておくだけでも少し役立つ部分もあるはずですから、ぜひご自身の健康維持増進や不調の改善に参考にしてみてください。

中抜け赤血球

赤血球の真ん中が白く抜けているものがたくさん見られます。

鉄不足や呼吸が浅いことによって起こる酸欠を表した現象になります。

この状態の赤血球がたくさん出ている人は、

  • いつも眠い
  • 慢性疲労
  • 集中力欠如
  • やる気が出ない
  • 冷え性や低体温

といった症状が出ていることが多いです。


楕円形施血球

31歳ころの私の血です

ホルモンバランスが崩れているサインです。

うろ覚えなので間違っているかもしれませんが、小さな楕円形おいては場合は精神的ストレスが原因。

大きな楕円形赤血球の場合は栄養不足が原因だったように記憶しています。

この楕円形赤血球を改善する場合、精神的ストレスが原因の場合はもちろんそのストレス要因をいかに抑えるかということが重要になりますが、それとは別に大小いずれの楕円形赤血球の場合であっても

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • 葉酸

あたりの栄養素不足を指摘されることが一般的です。

特にカルシウムマグネシウムの不足は必ず指摘されますので、大小問わず楕円形の赤血球(ホルモンバランスの乱れ)が確認された場合はこの二つのミネラルの補給は絶対に欠かせないものになりそうです。


溶血

こちらも31歳ころの私の血です
約80%が消えていました・

半透明になっている状態の赤血球のことを溶血と言います。

リアルタイムで見ていると、しばらくすると幽霊のように完全に透明になって消えていきます。

その名の通り赤血球が溶けたような状態になることを指しています。

この生きた血を観ている人達の間では、日本人のおよそ4~6割程度にこの溶血がみられるという風な認識がなされていて、つまり大半の日本人はこの溶血状態に陥っている可能性があることが推測されています。

実際私自身も今から20年近く前はとてつもなく酷い溶血状態でした。

溶血になる原因としては

  • 糖の過剰な摂取
  • タンパク質不足
  • ビタミン不足
  • 良質の脂質不足
  • 酵素不足

あたりを挙げられることが多く、

症状については

  • いつも眠い
  • 慢性疲労
  • 集中力欠如
  • やる気が出ない
  • 冷え性や低体温

と鉄欠乏の症状と基本は同じになりますが、その不快感がより酷くなる印象があります。

精神的に疲れ切っている人が現代人には非常に多いと思いますが、実はその原因の一つにこの溶血性貧血が関係しているケースが少なくありません。


トゲトゲ血

胃や肝臓がやられているサインであり、活性酸素だらけになっていることを表したものにもなっています。

精神的ストレスはもちろん、食生活の乱れや電磁波。

あるいは寝不足などでも起きやすいものとなっています。

活性酸素除去に効果的とされる

  • 水素
  • メディカルハーブ
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE

の補給が良いと考えられています。


ガスがが入り込んだ赤血球

腸内環境が悪化したサインと見られています。

腸の中で発生したガスが赤血球に入り込み、それが気泡のような形として表れているとされています。

この気泡だらけの赤血球があまりに多い場合は体臭がきつくなると言われていて、極度の便秘の人に見られやすいとされています。


ガスとトゲトゲが混ざった血

肺が悪い人に見られる状態です。

トゲトゲと気泡が混ざっています。

肺は腸や肝臓とは血管での繋がりがあることが確認されているのですが、この赤血球の見方を当てはめてみても胃・腸・肝臓と肺は密接に繋がっていることが分かります。

つまり肺が悪い人は、胃・腸・肝臓にも不具合が発生している可能性が高いということです。

むしろそちらの臓器の不具合が、肺に影響しているのかもしれません。


ソマチッドに寄生された赤血球

体内環境があまりにも悪化している場合、ソマチッドが赤血球内に逃げ込んでくるそうです。

ミミズのような小さな突起のように見える部分がソマチッドになりますが、このような赤血球が多くみられる場合はおそらくがんが進行していると考えられています。

(注)この写真は単に赤血球が重なっているだけなので実際にはソマチッドが入り込んでいるわけではなさそうですが、参考写真が見当たらなかったので代用しました。