紅麹の問題はやはり明らかにおかしい かなりの闇を感じます

厚労省より正式に発表された内容によれば

4月4日の時点において紅麹サプリメントを摂取した人で体調不良を訴えて病院受診した人はのべ1120人。その内196人が入院

との事ですが、この数字を知ってしまうと今回の紅麹問題の発端になった日本大学・板橋病院 阿部雅紀主任教授の話にすごくおかしなことがあることが分かります。




それが何かわかるでしょうか。



阿部雅紀教授がテレビで答えられていたのは

「(紅麹コレステヘルプ摂取での健康被害が)3例連続しましたので、疑わしいというふうに思い、小林製薬に連絡を取っていいですかと

という内容でしたが、日本には47の都道府県があります。

そして体調不良を訴えて病院受診した1120人を都道府県の数47で割ると、各都道府県で受診している人の平均人数はたったの24,89人となります。



さらにこの数字を踏まえた上で病院の数を確認してみると、令和2年の時点で確認された古いデータにはなるのですが、有床診療所は約6,300件、無床診療所は約96,300件もあり、少なめに見積もるとしてこのうち仮に4分の3くらいは整形外科・眼科・脳外科などだとしても、内科の数だけでもざっくり2万5000件くらいはあるだろうと推測されます。

それを受診人数と同じく各都道府県の平均を出すために47で割ってみると、531,91件/都道府県という数字が出てきます。



さらにさらに今回の医師は日本大学板橋病院の教授ということですが、この病院は地下2階~8階まである大きな病院で、もしかした診察室も一つではなく複数あるかもしれませんし、先生が勤務されていない曜日もあるかもしれません。




となるとです。

これだけテレビ報道で大々的に大騒ぎしている中で体調不良を訴えて病院受診した人が僅か1120人しかおらず、各都道府県で受診している人の平均人数に直せばたった24,89人しかいなくて、だけど各都道府県の平均内科病院数は531,94件もあるとなれば騒ぎになる前の段階でこのお医者さんのところに僅かな期間の間に3人も紅麹被害者が受診してるって、これどう考えても「奇跡」とすら言えないくらいありえない確率になってしまいます。




ほんとにこんなことってありえますかね?

僕は絶対あり得ないと思います。




ですからこの報道が出た当初思い浮かんだのが、

何かしらの事情があり、政府との話し合いの結果、大学教授も小林製薬も一緒になって協力してわざとにこの問題を大きくしようとしてるんじゃないか?

という疑いでした。

まだ疑惑の段階なのにほぼ紅麹が原因かのように受け入れている姿勢があまりに不自然でしたから。



会社が潰れかねないほどの問題になる可能性があるわけだから、そのような時ほどよりたくさんの検証を基に慎重に話をしていくはずなのに、紅麹の可能性が高いということと謝罪のみの対応というのはあまりに潔過ぎてどうにも腑に落ちません。

普通なら、必死で紅麹が原因ではない可能性も探ろうとするのではないでしょうか。

とにかく気持ちの悪い話です。





このような視点を持つ人はネット検索をすれば他にも多くおられるわけですが、そうした方々が疑っているのが

他のもっと大きな問題から目をそらさせるために

或いはサプリメントを非常に危険なものだと思わせるために

ではないかというもの。



そう思わせる背景には超過死亡数のことであったりこの5月に無理やり通そうとしているある法案があるからなのですが、いずれにしても紅麹自体に大きな問題はあるにせよ、テレビ報道の情報をただそのまま真に受けてしまう事にも大きな問題があります。

それは体調不良を訴えて受診した人の数と、都道府県の数や病院の数などから計算したものを見てもらってご理解いただけたはずですし、情報というのはこのように数字などを始めとしたさまざまな根拠を基に自分自身で精査していくべきものですから、とにかく与えられる情報を精査する姿勢と能力が大切になると思います。



体調不良を感じている人は1120人どころか、その何十倍何百倍といる可能性だってありますし、亡くなった人だって本当はもっといっぱいいるけど、それを発表すると日本中が大混乱に陥入り、小林製薬だけでなく他のサプリメントメーカーすらも存続の危機に陥るくらいの問題に発展するかもしれないから、ワザとに過少に発表している可能性可能性もあるわけですから・・・・。



だから何が本当かなんてほんと分かりません。

ただ間違いなく何かしらの隠し事や大きな闇はあるのでしょうね。



数字上は明らかにおかし過ぎます・・・・・。



※追記

初回のアップで書き忘れていましたが、阿部雅紀教授は国内外23社の製薬会社から通常のお医者さんでは考えられないほどの高額の献金&謝礼金を受け取っていたことが分かっています。

その額は3年間でおよそ5000万円もの大金。

そして謝礼金上位10社について医療ガバナンス研究所で以下のとおり明らかにされています。

ちなみに23社の中に「小林製薬は含まれていない」そうです。



それから阿部教授によれば

関係のある製薬会社が有利に働くことはない

とのことだそうですが、こうした裏事情的なものを知ったうえで今回の小林製薬と紅麹の話を見返してみると、テレビニュースから受ける印象とは違ったなにかを感じるのではないでしょうか。

たとえば「この教授の話本当に信用していいのか?」とかね。



知れば知るほどいろんな闇を感じます。