何かしらの障害であったりアレルギーを持っているお子さんがほんとに増えていますね。
おそらく意識して周りを見渡してみれば
確かに明らかに異常なレベルで増えている・・・・
と改めて気付かれる方も多いと思うのですが、個人的には
「多くの洗濯洗剤に含まれているのではないか?」
と言われている環境ホルモンが大きな一因ではないか?
少なくとも全くの無関係ではないだろう。
と考えています。
というのも環境ホルモンは別名を「ホルモン攪乱物質」と言って、ホルモンの働きを阻害する作用があります。
そしてホルモンとは言わば自律神経系の一部のようなもので、体を修理したり体温や血圧などを調整するための情報が詰まった物質になるわけですが、
●そのホルモンの中には「成長ホルモン」と言って、それこそ健全な発育や体の修理を促す役目のホルモンであったり、
●体の生理現象を調整する「性ホルモン」であったり、
●あるいは不必要な炎症を抑えたり免疫系をコントロールする「ステロイドホルモン」
などがあって、これらのホルモンが適時必要量分泌されることにより体は健全に成長しますし、少しくらい壊れてもきちんと修復されますし、アレルギーなどの免疫系トラブルも起こさずに済むような仕組みになっています。
しかしそこにたくさんの環境ホルモンが入ってくるとそのホルモンの働きが攪乱されてしまい、体のありとあらゆる機能が正常に機能しなくなり始めます。
すると
・子供の発育に影響が出たり
・生理現象に支障が出たり
・体の修復が上手くいかなくなったり
・免疫系のコントロールが出来なくなりはじめ、
その影響で
・子供に障害が出やすくなったり
・生理現象の不具合から不妊問題が生まれたり
・慢性的な病気や不具合を抱えるようになったり
・アレルギーの人が増えている
といった問題が発生してしまっていることが考えられます。
環境ホルモンはそれくらい体のあらゆる機能に重篤な障害を持たらす可能性のある物質であるということが言えると思います。
そして残念なことに環境ホルモンは日常のあらゆるところに使われるようになってしまっているわけですが、中でも特に怖いのが口からではなく皮膚から吸収してしまう場合です。
なぜなら口から体の中に入ってしまった物質は、仮に毒性のあるものであっても肝臓で解毒処理が行われるので、その毒性が10分の1以下にまで抑えられという風に考えられていますが、皮膚から吸収される毒性物質は肝臓を経由することなく100%の毒性を持ったまま血管を通して全身に巡らされてしまうからです。
要するに思いっきり無防備な状態で毒性物質が入ってきちゃうってことですね。
ですからじつは毒素というのは口から入ってくるよりも、皮膚から入ってくる方がはるかに怖いものだという事です。
それだけに皮膚から環境ホルモンを入れることは絶対に避けるべきところなのですが、冒頭に書いたように現在販売されている洗剤の中には環境ホルモンの疑いがもたれた成分が使用されている製品が数多く見られます。
そしてその環境ホルモンの疑いがある成分入りの洗剤で衣類を洗ってしまうと、その衣類を着ている間はずーっと皮膚からその環境ホルモンが体内に入り続けてしまうことになります。
いわば「環境ホルモン漬けの日常生活を送り続けてしまうことになっちゃう」といったところでしょうか。
そこが環境ホルモンの疑いのある成分が入った洗濯洗剤を使用することの怖いところで、それでは子供の発育に影響が出たりアレルギーを抱える子供が増えたりするのも当然ではないかと、個人的にはどうしてもそう思ってしまいます。
だからこそ少しでもそうした危険性のある成分が入っていないより安全な洗剤を選ぶことが大事だと考えていて、ソニア洗剤を販売しているのもひとつにはそうしたことが理由となっています。
化学的なものが入っていない自然素材(厳密には天然由来)だけで作られている洗剤を選ぶということは、お子さんの成長や健康状態、さらにはご自身の健康に摂っても非常に重要な要素の一つになるのではないでしょうか。