あまり知られていない活性酸素のデメリットと、活性酸素除去に役立つ栄養成分について

免疫の一部ではあるものの、必要以上に生み出されてしまうと正常な細胞まで傷つけ、病気や老化の原因にもなってしまう活性酸素。

実はもう一つデメリットが懸念されています。




そのデメリットというのが、

体内に取り込まれた栄養素を酸化させてしまうのではないか

というもので、体内で必要以上に活性酸素が増えてしまうと、いくら栄養をたくさん摂ったとしてもその栄養はすぐに酸化してしまい、栄養素の持つ作用や効果を享受できなくなってしまう可能性があることが言われています。



ですから栄養摂取の効果が出にくい人というのはもしかしたら体内に過剰な活性酸素が発生している可能性があるという事になりますし、また栄養摂取によって体を整えたい場合は、まず体内の余分な活性酸素の除去を始めることから行う必要があるということが言えると思います。

たったこれだけのことを行うだけで栄養摂取の効果が高まる可能性がありますから、このお話は知っておく価値が非常に高いと言えそうです。





ではそんな多すぎると困る活性酸素。

まずは自分の体の中で増え過ぎていないかどうかを知ることからが大事になってくるのですが、そのチェック方法として意識しておくといいのが「静電気」です。




静電気がバチバチくる人は活性酸素が大量発生していると言ってまず間違いありません。




特に夏場でも静電気が多い人はほんと要注意で、疲れが抜けない人や重篤な病気を抱えている人などは割と夏場でも静電気が起きたりするものです。

体の酸化度合いや活性酸素量をはかる良い目安になりますから、静電気の起きやすさにはぜひとも意識して過ごしてみていただきたいものです。





その上で活性酸素が必要以上に発生していると感じられている方に有効と思われるのが、水素や植物色素のファイトケミカルの摂取です。

これれらの成分には活性酸素除去に対する高い効果がすでに科学的に認められていますから、積極的に摂取することによって過剰な活性酸素の除去が可能となります。



特に植物色素はこの暑い時期をイメージすれば分かりやすいと思いますが、

車の塗装すらボロボロにしてしまうほどの強烈な紫外線から身を守っているのが、トマトの赤色やなすびの紫色に含まれている成分

です。

それを思えばこの色素の部分にいかに高酸化力に優れた成分が含まれているかが分かるというものですから、色のついた野菜や果物をしっかり摂ることは活性酸素除去に於いて非常に有効な手段であることが分かるはずです。




ビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質といった体の構成(細胞の原材料)に関わる成分ももちろん大事ですが、それらは水素やファイトケミカルといった補助成分が無いと効果が発揮できない場合が多々あります。

単なる栄養摂取だけでは効果を感じにくい方は、水素やファイトケミカルの摂取も増やしてみると良い結果が期待できるかもしれません。