人間の体は栄養で出来ていますから、それ故に
「正しい栄養摂取こそが健康を維持したり病気を治すことにおいて一番重要な要素だ」
と思い込んでる人って結構多いと思うんですね。
特に栄養学とか食事療法を学んでいる人ってそうじゃないかと思います。
だけどちょっと想像してみてください。
仮に同じ食べ物をずーっと食べ続けることが出来たとしたときに、若さや健康状態を一定に保ち続けることってできるでしょうか?
そんなはずはありませんね。
どんなに同じものを食べ続けることが出来たとしても、年齢を重ねるほど若さも健康状態もどんどん失われていくはずです。
つまり老化したり病気になったりしやすくなるのは、材料(栄養)の過不足や質の問題というよりも、材料を加工して修復材料を作る機能である「代謝力」が低下したことの影響の方がはるかに大きいことを表していることに他なりません。
もちろん材料(栄養)は絶対に無くてはならない重要な要素の一つではありますが、
良い材料が豊富にあってもそれを加工する機械が壊れていたり適正に動いてくれなければ、材料(栄養)の良さや必要性を引き出すことは出来ない
わけですから、
どんなに酷い食生活を送っていも若い人が健康で元気いられるのは、その代謝力が高いからこその表れ
だということが言えそうです。
ですから
健康の維持増進や病気・不具合の改善において、代謝力を高めることほど重要なことはない
ということですね。
でもなぜか、この代謝の重要性について説いている人や理論を提唱している人は殆どおられなくて、それが
病気や不具合に悩む人が増えたり、治らない人が増えている原因じゃないかなあ~
と思ったりしています。
この仮説。
きっと間違ってないですよ・・・・・・。