「2対1のルール」
って聞いたことありませんか?
2対8の法則(パレートの法則)なら知っている人も多いと思うのですが、
こちらはトランプ元大統領が行った一番すごいこととして知られているルールで、
一つの規制を作りたかったら、不要な二つの規制をなくしなさい
というものなんですね。
で、このルールがなぜ高い評価を得たかというと、
じつはアメリカも日本と同様に無尽蔵に規制が増え続けていて、それにがんじがらめにされた行政機関がまともに動けなくなっていたから
のようです。
要するにアメリカの行政機関も無駄だらけの構造になってたってことですね。
どこも似たようなものだ( ̄▽ ̄;)
このようなことになってしまう背景には、
●規制をつくることが役人にとっての功績であり、
●昇進にも繋がり、
●更にはそれが収入増にも繋がっていて、
●加えてその規制で食べている人の邪魔をすると自分が排除されてしまう
(つまりは利権ですね┐(´д`)┌ヤレヤレ)
といったことがあって、
そのため一度作られた規制はなかなか撤廃されないらしく、今の日本の行政機関・企業・自治体と大差のない非常にめんどくさい状況になってたみたいですね。
と こ ろ が !!
です。
それを完全に覆したのが「2対1のルール」で、
冒頭に述べたように、
規制を一つ作るためには同時に規制を二つ減らさなければいけない
という決まりごとであるため、規制を作ることのみならず、規制を減らすことも評価の対象になり、昇進であったり収入を増やすためにも削減案は提案せざるを得なくさせられています。
このあたりうまいですよね。
さらにこのルールのここが一番凄い(狡猾)ところなのですが、
●頑張れば頑張るほど必要な規制だけが残り、
●その倍の数の不要な規制が撤廃されていくわけですから、
●行政システムを健全にしつつ、
●そのうえ仕事の量や負担をどんどん減すことのできる仕組み
でもあったんです。
これならみんな頑張って改革していこうという気になりますよね。
その上その改革がうまくいけば多くの国民にとってもスムーズな行政サービスが受けられるメリットが生まれるわけですから、規制によって利権を得ているような人以外には「これ以上ない」と言えるくらい合理的で優れたルールなんです。
だからだと思いますが、
●じつはトランプ政権時代のアメリカって景気が絶好調で、
●確か黒人の失業率も過去最低。
●治安も格段に良くなり、
●アメリカの一般市民の間では「トランプ政権は公平で良心的な政治を行ってたよ」
と高く評価されていたようです。
(いまは梅さん政権になってめちゃめちゃに破壊されてるみたいですね。こういう話って日本のメディアは絶対言わね~。)
ほんと素晴らしいアイデアですね。
(大元はイギリス政府の案だったようですが)
そんなわけで日本社会もこうしたほんとうに役立つ仕組みをこそうまく取り入れることが出来たら、硬直しきって非効率的なことだらけの今の日本社会も少しは良くなると思うのですが、さてどうでしょうか。
すごくやりがいも生まれると思いませんか!?
どこかのあほ総理もですね、
「異次元のほにゃらら」とか、
「資産倍増うんたらかんたら」
みたいな嘘や人気取りのバラマキはいらないから、この2対1のルールをやってみんかいって思います。
残念ながらそんな器はみじんも持ち合わせていないのでしょうけど、
でも有難いことにこの考え方は自身の仕事であったり地域社会の組織運営などにも役立つものですから、せめて自分自身の実生活の中だけでも活かしていこうと思いますし、
また多くの人がこのような考え方を持つようになればあらゆる組織の中で無駄な規制が削除されるようになり、結果的に社会全体が健全化されていくのではないかと思います。
そうした理由からこのお話を紹介させていただきました。
ぜひ皆さんも2対1のルールを実生活や仕事の中で取り入れて、無駄な規制の削除にご協力ください。
誰かに頼るのではなく、自助努力によってちょっとでも世の中を楽にしていきましょうよ。