突然ですが
『体にとって一番重要な臓器』
というとどこでしょう。
●脳?
●心臓?
それとも
●腸?
どれも間違いではありませんが、いろんな視点で検証してみた時に一番重要度が高いと言われているのが
じつは肝臓です。
この事はドクターの中にも認めている方が非常に多く、
肝臓こそが人間の健康において最も重要かつケアが必要な臓器である
と広く認識されているところです。
では
肝臓のどのような役割や機能がそれほど重要なのか?
ですが、それを詳細に説明しだすとあまりに範囲が広くなりすぎてきりがありません。
とは言え健康維持や病気の根本的改善を図るためには、肝臓に関する知識やケアなしに行うことほど無謀なこともありません。
ですから今回はその肝臓の重要性が想像できる豆知識的なものを二点紹介します。
そこから「いかに肝臓が大事臓器であるか」を考察してみてください。
肝臓は唯一再生する臓器
じつは肝臓はあらゆる臓器の中で唯一再生機能を持っていて、
仮に肝臓を8割方切除したとしても、3ヶ月から半年程度で完全に元通りに再生する
ことで知られています。
そのような機能は
●脳にも
●心臓にも
●胃にも
●腸にも
●腎臓にも
あるいは他のどの臓器みてもやはりありません。
でも肝臓は再生し元に戻るんです。
なぜでしょう。
それだけ肝臓には、どうしても回復させなければならない理由がある
としたらどうでしょうか?
脳ですら持ち合わせていない再生という機能を持っている肝臓。
この事からだけでも、体にとって肝臓がいかに重要度の高い臓器であるか想像できませんか!?
肝臓は人工的につくることのできない臓器です
●人工知能はあります。
●腎臓の代わりに透析機もあります。
●腸の排泄機能はストーマが代わりをしてくれますし、
●心臓の代わりを行う人工心肺装置もあります。
しかし肝機能の代わりを行ってくれる機械や道具と言うと、聞いたことがありませんね。
じつは肝臓が日々行っている仕事はあまりに高度で複雑すぎ、簡単に機械化したリ道具化したりできないそうです。
一説によると
頑張れば技術的に不可能ではないかもしれないが、それを実現しようとするとビル8階分(だったような)の大きさの巨大なコンピューターが必要
なのだとか。
iphoneにインストールされているshiriや、スマートスピーカーのアレクサを思い浮かべれば、人工知能ですら今や手のひらサイズで実現できているくらいコンピューターチップの進化には著しいものがあります。
それが肝機能を再現するとなるとそれほどの高性能を持ったコンピューターチップですら、ビル8階分の大きさが必要(10年ほど前の話なので今ならビル1階分とか2階分程度の大きさで済むかもしれませんが)だというのだから、肝臓が持つ機能が如何に優れたものであり、重要な役割を果たしているかが伺い知れるのではないでしょうか。
ある意味、脳を遥かに超える機能と役割と能力を持った臓器なのが「肝臓」です。