「コロ助の医療区分を2類を5類に」って話は、単純に解釈すれば
風邪やインフルエンザと同じ対応にして、医療従事者の負担を減らしつつ、一般の人ももう騒がないようにしよう
という試みですね。
それを岸田総理が真剣な顔をして「検討に入る」みたいなことを言ってましたが、これほんとバカです。
バカすぎます。
何故かというと、コロ助がやばいと言うなら風邪は全く同じレベル、あるいはそれ以上にヤバい病気だからです。
というのも、「生命保険の加入条件」を知ればわかる話なのですが、生命保険って風邪をひいてる時は絶対加入できなくて、それは
風邪って病名ではなくて症状を表している言葉であって「実際なんの菌やウィルスに感染しているかわからない」
から、だから生命保険に加入できないんですね。
だって
「ただの風邪だと思ってたけど、実際はとんでもなくヤバい感染症だった」ってことだって可能性としてはある
わけですから。
保険会社はそういうのを一番嫌がるんです。
だからまだインフルエンザとかコロ助だとか種類が分っている方がじつは安全だってことです。
ある程度信頼のおける対処法がわかりますからね。
でも「風邪だとそうはいかない」という事なんです。
なのでコロ助を2類だ5類だと騒ぎ立てるなら、コロ助以上に未知の危険性を有している風邪なんて絶対2類になるはずだし、インフルエンザだって2類に入れるかどうかの検討をしなくてはいけなくなるんですけどそういう話しは全く出ません。
これちょっと知識ある人からしたら「完全に筋の通らない議論をやろうとしている」事になりますし、そもそも分科会のメンバーって医者の集まりのはずですから、そういう超々基礎的な知識を知らないはずがありません。
そうなるとどう考えても「分っててこんな茶番やろうとしてる」としか思えないので、バカバカしくて文句の一つも言いたくなるという訳なんです。
それにどうせ岸田さんの事ですから、「議論する」と言うだけで結論を出さずにいつまでも引っ張るつもりなんじゃないかな。
あの人ホントに何もやらないですからね。
でもそうやっていつまでも2類にしておいて、更には議論を長引かせることで得する人や団体がいるってことなんじゃないの!?
本当に国や国民の事を思うなら、少なくとも「議論することを大事にする」のではなく「2類でも5類でもいいから、早くどちらかはっきりする」事の方がはるかに利益があるはずです。
「決断しない」というのが、「大人」としてはもちろん「特に大きな責任を背負っている人」なら尚更一番やってはいけないこと
のはずで、ましてや一応国のトップを貼っている人ですから、そういう自覚をもう少し持ってもらって、しょうもない議論を増やさないようにして欲しいと思います。
それは無駄ではなくて「大きな負債」を生んでいる行為なので。