治る人は「治るために必要な能力とは何なのか?」を正しく理解しています

何かしらの不具合を解決したいとき、多くの人が正解と考えて探し始めるのが「効く」「治る」方法ではないでしょうか。

普通に考えれば確かにそれが答えのように思いますが残念・・・・・・・。



それは間違いです。



なぜか・・・・・・。




例えば

●血圧の薬を飲めば血圧は下がります
●インシュリンを打てば血糖値も下がります
●ステロイドを使用すれば痛みも痒みも一瞬で治まります

でも、効果が切れればまた元の問題症状が再発してしまいますね。


がんにしても

●手術
●抗がん剤
●放射線

の3大療法をやればがんは無くなったり小さくなったりしますが、2~3年もすれば再発することも珍しくありません。

こういった「良くなってはすぐ悪くなり、結局いつまでたっても改善しない」という人ってホント多いですよね。


だからこそ困っている人も多く、医療費もあり得ないほどの爆上がりをしてるわけですが、これはつまり、どんなに「効く」「治る」方法を手に入れたとしても、良くなった状態を維持する力が足りなければ、結局元の悪い状態に戻ってしまうということを、現実が教えてくれているわけです。


ということは、本当の意味で体を治し健康を手に入れたいなら、

「効く」「治る」方法よりも、「良い状態を維持し続けられる力」を手に入れることの方がはるかに大事

という事になります。


では、その

「維持する力とは何か?」

ですが、それがメオスタシス」あるいは「自然治癒力」という能力になります。


ホメオスタシスというのは聞きなじみは無いかもしれませんが、近年注目されてきている言葉で、「恒常性」を表しています。


簡単に言えば

「体を最適な状態に維持し続ける能力」

の事で、自律神経・ホルモン・免疫の三つの能力の相互作用によって成り立っています。

いわば「自然治癒力の根幹にあたる機能」といった所ですね。



このホメオスタシスや自然治癒力には、良い状態を維持する力だけでなく、身体を修復する力ももちろん備わっているので、この能力をきちんと整えていけば、治癒力も上がるし体調を安定させる力も高まるという事になります。



しかし、

治らない人はこの能力の価値や重要性に気付いていないため、整えたり高めることなく、短絡的に効果が実感できる都合のよい方法だけを求めようとしがちです。
だから上手くいきません。



反対に、

治る人はホメオスタシスや自然治癒力の重要性を理解し、適切なケアが行えるよう常に勉強し、努力されています。
だから本当の意味で「治せる」んです。


この違いが、治る人と治らない人の決定的な差になっています。


※本文は、「治る人、治らない人の違い」というカテゴリーの記事として書いています。
病気や不具合を治すための心構えや知識を紹介しています。
人を引き付ける為の広告的な内容ではないため、「気軽に読もう」と思うような内容にはなっていないかもしれませんが、健康の真実を書いていますので、「本当の事が知りたい」という方には必ずお役に立つと思います。
●なぜ病気や不具合が増え続けているのか
●なぜ病気や不具合が治らないのか。
その答えを知りたい方はぜひこのカテゴリーの記事を読み込んでみてください。

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