過程とは
ある結果に達するまでの道筋(プロセス)
の事を言います。
それは「計画性」であったり「手段・方法」の事であるとも言えます。
治る人は「結果には必ず原因がある」というこの世の不変の法則を理解しているので、そこから逆算して「計画」をたて、「選ぶべき手段・方法」を厳選しています。
ですから、「すぐに結果が出ない」あるいは「体感が出ない」からと言って、安易に計画を変更したり他の手段・方法に乗り換えたりはしません。
むしろ
体の仕組みや今の健康状態に至った理由を理解した上で正しい道筋(プロセス)を経ようとすると、結果を得るまでには5年10年という時間が必要なことが見えてくる(つまり全体像をイメージしているということ)
ので、「即効性」や「体感」というまやかしに惑わされることがなくなります。
しかし治らない人は「過程」の重要性に気付いていないため、「即効性」や「体感」がない事は、それがどれほど重要で後に大きな成果をもたらすものであっても、その価値に気付かずにすぐに辞めてしまいます。
そして他の一見耳当たりの良い情報に飛びついてはすぐに辞めるという、この一連の流れを繰り返すようになります。
「結果しか見えていない」から起きてしまう現象だと思いますが、それでは永遠に正解に辿りつくことは出来ません。
非常にもったいないですね。
結局のところ、
健康というのは「日々の積み重ねの結果」であり「生き方・考え方の質」
の事なので、今日・明日どうにかなるものではないし、半年一年という単位で見ることも健全ではないと思います。
もっと長い目で見る必要があります。
そこを理解した上で健康を捉えない限り本質の部分が改善されません。
違う言い方をすると、治らないのは西洋医学とか先端医療とか自然療法とか、そういう技術的なことに問題があるのではないという事です。
本当に気付くべきは「正しいものの見方を身に付けること」であって、治る人はそれが出来ているという事なのだと思います。
これが「治る人」と「治らない人」の決定的な違いです。
※本文は、「治る人、治らない人の違い」というカテゴリーの記事として書いています。
病気や不具合を治すための心構えや知識を紹介しています。
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