神経伝達物質の分泌力低下が「記憶力低下」「学習能力低下」「運動能力低下」に大きく影響し、それこそが「老化現象である」ことについては先日の記事で簡単に紹介したところですが、では神経伝達物質の分泌力低下を防いで老化を避けるような方法が無いのかと言えばいくつか有効な方法がありますので、特に有効・重要と思われる7項目について簡単に紹介していきます。
健康の維持増進や老化防止に役立つ知識になりますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 運動する
身体を動かして刺激を与えることで神経伝達物質の分泌を促します。 - 脳を鍛える
運動と同様に脳も積極的に鍛えていくことで刺激が与えられ、神経伝達物質の分泌が促されます。 - 姿勢を正す
脳からの指令によって生み出される神経伝達物質は、骨や筋肉の中にある神経を通じて連鎖的に分泌されるようになっています。中でも背骨は神経の塊であることから、姿勢が悪いと神経が圧迫され、神経伝達の効率が落ちてしまいます。ですから正しい姿勢を保つことは非常に重要です。 - 活性酸素除去を行う
体内に活性酸素が増え過ぎてしまうと、体の酸化・老化を招き神経伝達物質の分泌力低下や伝達効率の低下を招いてしまいます。ですから水素やファイトケミカル(植物の色素)を活用しながら活性酸素が増え過ぎないよう心掛けることが日に意識することが大切です。 - なるべく自然な食べ物を食べる
不自然な食べ物は活性酸素を発生させたり腸内環境悪化の要因となってしまいます。ですからなるべく自炊を心がけ、調味料も昔ながらの製法で作られたものを使用するようにして、不自然な食べ物による体内汚染を避けることが大切です。 - 腸内環境を整える
腸内細菌がいくつかの神経伝達物質を作り出しているので、神経伝達物質の分泌力向上や老化防止を図りたい場合は腸内環境を整えることが必須条件の一つとなります。 - メディカルハーブを活用する
メディカルハーブの中には神経伝達物質になる一つ手前の物質である「前駆体」を含むものがいくつか確認されています。それらを日々適量摂取し続けることが出来ると、神経伝達物質の分泌力低下を防いだり、分泌力の向上が可能となります。
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