ジェネリックには様々な問題があることをどのくらいの人が知っているのでしょうか 安易に使用することは絶対に避けるべきです

ジェネリックとは先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に、同じ有効性成分で製造・販売される医薬品のことになります。
通常新薬の製造開発というのはおよそ30年という長い月日と、約1000億円もの大金がかかるそうですが、ジェネリックの場合はそうした労力や費用をかけることなく公開された特許を基に製造が行われるため、非常に安価で同じような医薬品が製造できます。
だからジェネリックの方が安くてお得。
とまあ表向きにはこのように言われているのですが、実際の所はというと先発の医薬品とジェネリックはある意味において全く別物になるため、その有効性や安全性については疑っておいた方が良いことが常々指摘されています。
何故かというと、「有効成分や添加物が先発のものとは違うものが使われるから」です。
もう少し具体的に言うとジェネリックに使用される有効成分や添加物は、先発で使われていたものよりグレードの低いものに切り替えられるケースが殆どなのだそうです。
ですからいくら同じような有効成分や添加物を使っているからといっても実際に服用してみたら効果が得られないこともあるようですし、また先発薬と同じような安全性が確保されるのかについても未知数だというわけです。
さらに医薬品というのは製造法も非常に重要で、確かな技術の元に製造が行われないと有効性も安全性も確保が出来なくなってしまいますが、先発薬とジェネリックを製造する工場は当然違うわけですから、この点も大きな懸念事項となっています。
そのためある程度専門的な知識持っている人であれば少しくらい高くても先発薬を希望される傾向が高いそうで、特にドクターはジェネリックを選ばない人が多いと言われています。
それだけ医療の現場でジェネリックの問題を見ているということなのかもしれませんね。
患者さんには当然かのようにジェネリックを勧めてきますが・・・・・・。
個人的には今のところ医薬品を使うことはまずないのですが、何かしらのアクシデントで生死にかかわるような状況に陥ったり、耐え難い苦痛に襲われるようなことが無いとも限らず、そのような場合にはやはり医薬品に頼ることもあるかと思います。
ただそうした際にどちらを使うかといえば、絶対にジェネリックではなく先発薬を希望します。
やはり少しでも信用性が高く品質の良いものを選びたいですからね。
ですからぜひ皆さんも医薬品を使用しなければいけないような状況に出会われた際は、ジェネリックの問題点をよく調べた上でジェネリックにするのか少々高くついても先発薬にするのかよくご検討いただけたらと思います。
安易にジェネリックを選択して、後で何か問題が出てしまうようでは本末転倒ですから。