ミヒャエル・エンデの「モモ」
大変有名な本なので知っている方もたくさんおられると思います。
「モモという少女が、少しだけ未来を予測できる亀と一緒に奪われた時間を取り返しに行く」
という内容の物語です。
僕が25歳くらいの時にたまたま雑誌で見かけた本で、
「忙し過ぎる現代社会に疲れ切った人にお勧めの、時間や自身の人生の在り方について気付きを得られる本」
といった紹介をされていたと思います。
ぼくもちょうど仕事や人生につかれ始めていた時期で、その紹介分に惹かれて「読んでみたいなぁ~」と思ってたら、偶然にも姉がずいぶん前に買ってたみたいで、たまたま家にあるのを発見して読むことができました。
紹介文のとおり、時間の事や人生に対しての気付きを沢山得られますし、何より人間らしい感情であったり思いやりといった心の部分の大切さに気付けることがこの本の一番の魅力だと思います。
たいへん読みやすく、また読み始めるとけっこう一気に読めてしまえる本なので、
心身が疲れてゆっくりした時間が必要な際に読んでみて頂きたい
と思います。
ほんとに素晴らしい一冊です。