「何も効果を感じなくても絶対に取り組むべきこと」もありますよね 教育や栄養素療法がまさにそれですよ

色んな健康法を実践してきて感じたことなのですが、

デトックスってかなり効果を実感しやすい類の健康法

だと思うんですね。




というのもたいていどれも即効性があって、加えて耐え難い疲れやかゆみが劇的に取れるようなものが僕の場合は多かったからです。

ものによってはほんとに人生観を変えてしまうほどの絶大な効果を実感できたのもありましたしね。




また周囲の人を見渡してみても、デトックス系の健康法は割と続いている人が多く、理由を聞くと僕と同様で「即効性があるし体感がちゃんと出てるから」という返事が殆どでした。

当然と言えば当然なのですが、やはり実体感を得られる健康法は人気があるし皆続きやすいようです。







一方で、「非常に効果を感じにくいなあ」と思うのが栄養素療法です。






人間って食べたものでできてるわけですから、そう考えると理論上は

「健康維持や病気・不具合の改善を図るには最も重要な要素」

であるはずなのに、やってみるとほんと実感や体感が出にくいんですよね。




もちろん中には劇的な体感が出る人もおられますが、それって10人中1人おられるかどうか位の稀な話であって、ほとんどの人は「何となく感じる」レベルか、「全く何も感じない」という結果になりがちです。

だから栄養素療法って長く続く人が少ないんですよね。





これを読まれている人の中にも、同意される方はきっと多いのではないでしょうか。






だけどこれは非常に重要なことなのですが、

●体感が伴わないから栄養素療法って駄目なのか?
●価値はないのか?

というと、そんなことはないんです。





むしろ全く逆で、

「体感がなくても栄養素療法は病気や不具合の改善はもちろん、健康の維持増進のためにも絶対やっておくべき」

で、



なぜかというと、栄養摂取というのは

先出しでお金や労力をつぎ込み、その成果は後から回収する

という、言ってみれば「未来への投資」だからなんです。






これ教育がわかりやすい例だと思うのですが、

教育って施している間はお金と時間と労力がかかっているだけで、家庭や社会にとっては生産性が上がるどころか、むしろ余分な負担

にしかなっていませんよね。


とくに私学であったり高校や大学にお子さんを通わせるようになると、親の負担の大きさは半端ありません。

おまけに学校だって赤字経営のところが増えていると言いますし、税金をはじめとした社会的な負担も年々増えていってる様子です。





でもここでよく考えていただきたいのですが、

だからといって将来のための教育を子供に施さなかったらどうなるでしょう?

ということなんです。





お金も時間も労力もかけなくて済むようになる分、今この瞬間だけに限っていえば負担が減り、いろんな面で楽にはなると思いますが、

社会に出て必要な学力や教養を身に付けられないまま社会に出ていく子供が増えていけば、20年後30年後の家庭や日本社会は、目も当てられないくらい衰退しているのは火を見るより明らか

ですね。

それがわかっているから、親も社会も子供の教育には必死になって後押しを行うのではないでしょうか。





栄養素療法もそれと同じです。





いくらすぐに効果や結果が出ないからと言っても病気や不具合を未然に防いだり根本改善のためには絶対欠かせないやるべきことの内のひとつになりますから、その努力を怠ると往々にしてその見返りを受ける日がやってくるものです。

歳を取ってから体のあちこちに不具合が出てくるなんていうのはその典型例ではないですかね。





だけどその見返りを受けてからそうした努力の大切さに気付き、慌ててそこから頑張ろうとしても、教育や栄養素療法というのは基本的に即効性が期待できない類のものになるので、結果が出始めるのは早くても5年。

たいていは10年・20年経ってからのことになりがちです。




でもそれでは手遅れになる場合だってよくあるし、何より

「今すぐ何とかしなければいけない」ような状況になってからだと、いくら理屈的に正しい努力と分かっていても実感できないことを10年も20年も続けられるほど人間は心の強い生き物ではない

ですから、そりゃあ誰も続けることができませんよ。

だから健康な内からこうした理屈だけでも知っておいて、できる範囲からで良いから取り組み始める人が増えて欲しいことから、こんな難しい話を書いてみました。



別に面白い記事ではなかったと思うけど本当に大事なことなのでね~(経験者は骨身にしみて実感してますから)






だけどちょっとだけ頑張れる希望みたいなものもありまして、ありがたいことに、栄養素療法というのは確かにやり始めは実感がわきにくいものではありますが、大体5年以上続けることができると、急にその価値がわかるようになってきます。

実感・体感が出てくることがよくあるので( ̄ー ̄)ニヤリ



そのあたりは「10年続けると急に利益が出始める」という投資信託などと似てるところがあるのではないでしょうか。




継続するほど価値がわかるようになるものでありますし、逆に継続しなければその価値がわからないのが栄養素療法になります。

それだけに説明だけでは決して理解できないものですから、ぜひぜひ実践をこそ大切にしてほしいなと思うところです。

効果を実感できるところまで継続できると、「ほんと今まで続けてきてよかったなあ~」って思えるようになりますよ(`・ω・´)b





なお栄養素療法についてひとつだけ注意点あるのでそれを書いておきますが、

大切なのは「バランスよく」であって、どんなに凄いと言われる栄養素であっても(例えばスーパーフードとか核酸とか)数種類だけを摂ることにはほとんど意味はありません。



一時的に効果は得られることはあっても継続するとすぐにその効果がなくなりますし、それどころか反って健康状態を損ねてしまう要因にもなりかねないので、ここはだけ何が何でもぜったいに守らないといけない超要注意ポイントです。

なので最後に付け加えさせていただきました。



何事も偏りはだめですからね。