洗剤が要らなくなる洗浄力の高いお水が作れる
という謳い文句で販売されている浄水器があるようですが、信じちゃう人って多いのでしょうか。
でもこれきっと誇大広告で、恐らくは会社はそのような謳い方は推奨していなくて、販売員の人達が売りたいがために勝手に言っていることだと思います。こういうのって良くないですね。
■洗浄力が高過ぎる水は人間の体を壊します
だって人間の細胞膜は脂質で出来ていますからね。なのに本当に洗剤と同じレベルで脂(油)を洗い流してしまえるほど洗浄力のある水が蛇口から出てくるのだとしたら、触れないし飲めません。肌荒れや胃腸障害を起こしちゃいますから。
■洗浄剤として売られているお水の注意書きを確認してみるとよく分かります
１００均で売られている掃除用の強アルカリ水なんてまさにそんな注意書きがあったりしますしね。なのでそんな刺激性の高い水が出てくる浄水器が販売されるはずがありません。
お客さんの気を引くためについつい過剰な表現をしちゃう気持ちは分からないでもないけど、これは流石にちょっと言い過ぎかな。
■洗浄力が高いお水が作れる浄水器があるのは本当です
ただ、
・洗剤の量が少なくて済む水が作れる
・一般の水より洗浄力の高い水が作れる
といった表現であれば全然有だと思います。
じっさい素粒水も一般的な水道水よりは洗浄力が高いお水になりますし、他にも鉱石系とかナノバブル系とか電気分解系の浄水器から出てくるお水も基本的には洗浄力はやや高めだと思われますからね。
なのでそこは嘘じゃないですよ。