急激な寒暖差が起きると、風邪でもないのに風邪のような症状が出ることがあるそうです。
これは自律神経が急激な寒暖差に対応しきれず、体のあらゆる機能にわずかな誤作動が生じることから起こってしまう現象のようです。
ですから自律神経機能の能力が低い人ほど、寒暖差が大きい時期は風邪によく似た症状に見舞われるということになります。
また自律神経は免疫と深いつながりがあり、互いに調整し合う相互関係にもなっています。
ですから自律神経が上手く働かなくなるとそれに合わせて免疫力も低下しますから、自律神経が急激な寒暖差に対応できない場合は結局のところ本当に風邪をひいてしまう事にも繋がってしまいます。
つまり急激な寒暖差が起こると、風邪をひきやすくなるし風邪でもないのに風邪のような症状も出やすくなってしまうということです。
そしてちょうどここ数日はその寒暖差が激しくなっている時期にあたるので、まさにそうした不調が出やすくなっています。日中はそこそこ暖かいのに、夜は急激な冷え込みが感じられるようになっていますからね。
するとやはりですが、それに合わせて風邪やインフルエンザに罹ったり、風邪のような症状が出ている人が増え始めています。
先日の月曜日はうちの親が熱を出して寝込んでいましたし、一昨日はうちの親がお世話になっている施設内で生活をされている方がインフルエンザに罹ってしまいました。
また嫁さんも咳は出ないのに喉が痛くなり、熱もないのに倦怠感があるそうで、ここ二日ほどゆっくり休んでいました。
まあここ数年。そもそも気候がおかし過ぎたということもあるので、自律神経系が季節の移り変わりに付いていけなくなるのもしょうがない部分もありますが、とはいえ
・働きすぎ(過労)
・精神的ストレス
・夜更かし
・添加物の摂取
・化学物質の摂取
・栄誉不足
・老化
などが影響して自律神経機能が上手く働かなくなってきている可能性が高いはずですからこの点は大きな問題ですし、何かしらの改善や対応はしておくべきだと思います。
きちんと自律神経系が機能してさえいれば寒暖差くらいでは風邪のような症状も出にくいですし、そうそう風邪に罹ることもなくなるはずですからね。
ですからうちの親や嫁さんだけに限らず、寒暖差によって調子を崩しやすい人は自律神経機能がかなり低下しているであろうことを意識することからまずは始めてみられると良いように思います。