小児の尿から除草剤成分検出 名古屋大学によるとその濃度は年々上昇傾向にあるそうです

いまや全ての人の尿から人工甘味料が検出されるであろう

ことはすでに多くの人に知られる問題となっていますが、除草剤成分グリホサートが子供の尿から検出されていて、しかもその濃度が年々上がり続けているというのもこれまた深刻な話ではないでしょうか。


よくあるご質問 | コープ自然派
グリホサートって何ですか? | よくあるご質問 | コープ自然派 世界中で最も使われている除草剤の主成分「グリホサート」。主な商品名は「ラウンドアップ」。グリホサートは1970年代にアメリカで開発されて以降、世界で大量に使い続けら...

グリホサートとは世界中で最も使用されている除草剤の主成分の事で、ホームセンターで売られているラウンドアップに使用されていることで有名です。

そしてこのラウンドアップを販売していたメーカー側は、当初

グリホサートには健康へも環境へも危険性は無い

と安全性を謳っていましたが、近年の研究では発がん性などを始めとしたさまざまな問題があることがWHOの専門機関などでも確認されるようになり、現在では世界中の殆どの国で禁止されるようになりました。

しかし日本だけはなぜか規制が緩くなってより使用がしやすい環境となっていて、使用量が上がり続けているという世界とは真逆の現象が起きています。


これが非常に問題で、というのもグリホサートは発がん性のほかにも

  • 自己免疫疾患
  • 生殖能力低下
  • 神経系毒性
  • 胎児の発育不全

などの危険性が強く懸念されているほか、


「農薬や除草剤は言わば微生物を殺すもの」になりますから、その影響で

腸内細菌が減少したり腸内環境が悪化する

ことも十分に考えられるわけで、そうなると腸と密接な関係がある脳機能や精神状態にも深刻なダメージを受けてしまう可能性まで出てきます。


Yahoo!ニュース
売上No1除草剤に発がん疑惑、禁止国増える中、日本は緩和(猪瀬聖) - エキスパート - Yahoo!ニュース  世界で売上No1の除草剤「グリホサート」に発がん性の疑いが強まり、使用禁止や規制強化に踏み切る動きが欧米やアジアで広がっている。しかし、日本は逆に規制を緩和して...

ですからこのグリホサート入りの農薬規制が殆どない今の日本は本当に怖い状況にあって、それを踏まえた上で子供の尿からグリホサートが検出されていて、しかもその濃度が年々上がり続けていることを鑑みてみると、

近年の落ち着きがないとか切れやすいといった子供が増えている

のも、このグリホサートの体内蓄積によるものではないかと思ってしまいますし、

成人の発がん率や不妊率の上昇、自律神経系の不具合が増えている

ことについてもやはりグリホサートの影響が大きいのではないかと疑ってしまいます。


残念ながら現状の日本の状況ではどれほど気を付けていてもグリホサートの摂取を完全に断つことは難しいのでいくらか体内に入ってしまうことは受け入れざるを得ないのですが、こうした話を知って極力グリホサートの摂取を減らす努力を行うことは大事だと思いますし、可能ならグリホサートの排泄が試みれるようなデトックス法も併せて日常に取り入れられたら非常に良いと思います。

それだけでも前述の様々な不具合から身を守れる可能性が出てきますし、何よりお子さんの健康や発育を守るためにはもう親や家族がこうした知識と意識を身に付けて、個人で対応するしか方法がなくなってきているというのが今の日本の実情ですね。