糖質最大45%カット
が売りのLOCABO。
販売価格の安さもあってかなり売れてるみたいですね。
うちもその宣伝広告にまんまと乗ってしまい購入して使っています。
美味しい糖質カットご飯が炊けるのは本当?
「糖質カットされたご飯は甘みが減るからあまり美味しくない」
「だけどLOCABOは美味しく炊ける」
という事ですが、実際使ってみた感想はというと
「不味くはないね ~ そこそこ美味しいかな?」
の間くらいの印象といった所でした。
やっぱり糖質をカットしないごはんの方が圧倒的に美味しいので、それから比べると物足りなさはあります。
まあ健康を優先して糖質を大幅にカットしたわけだから、そこは仕方ない所ですね。
現実的に今一な所はこの2つ
味の部分は「何を優先するか」によって犠牲にされたわけだからしょうがないとして、それ以外に実際に今一なポイントが2つありました。
一つ目が
保温出来ない
という事。
炊き上がり後、保温できるのがせいぜい2時間くらい。
これは説明書にも書いてある事で、すぐにお米の色が変色し始めるし、あと糖質カットで炊いた場合は窯に大量の水を入れることになるのですが、その窯の水が蒸気になって下の方のお米を湿らせ続けるので、長く保温しているとお米の底の方の部分がおかゆみたいになってしまい、非常に不味くなります。
窯自体が小さく、せいぜい2人分くらいしか炊けないので、炊き上がり後すぐにご飯を食べ切るのなら良いのですが、例えば「朝炊いて夜食べる」ような場合だと、別の容器に移しかえ、夜食べる時には温め直しが必要になります。
そういう手間もかかるので、面倒くさがりな僕的にはここは大きなマイナスポイントでした。
2つ目が
炊飯器の外観が汚れやすい
という事。
LOCABOの場合、炊飯器上部の蒸気を逃がす所からとにかく大量の蒸気が出てきます。
それも泡を吹きながら。
結果、それが炊飯器の外観に滴り落ち、すぐに炊飯器が汚れてしまいます。
しかもうちの場合は黒色を選択しているのでその汚れが良く目立ちます。
スタイリッシュを優先したり、糖質カットのために炊飯器内の密閉度を高めているからなのか、水蒸気の逃がし方は全然ダメな気がします。
ここはちゃんと改善してくれないと、ちょっとストレスが溜まるところです。
総合評価として可もなく不可もなく
簡単に特徴を書いてみたわけですが、結論としては使い勝手の悪さより、糖質をカットしたご飯を食べることを優先したい人にはお手頃価格で悪くない製品だと思います。
まあ僕的にはご飯の量を減らして糖質を抑えるようにしていますし、美味しさの方を選択しているのであまり魅力的な製品ではありませんが、嫁さんは結構気に入っているので、好みによって良し悪しの分れる炊飯器でした。
※写真はこちらのサイトよりお借りしました。