化粧品には何がどのくらい入ってると思います？
大半の方は「美肌成分が多く含まれている」と思っておられるかもしれません。
しかし実際には美肌成分なんて殆ど入っていなくて、その大半は水と油と界面活性剤によって構成されています。
その割合はおよそ７０％～９０％にもなるのだとか。
それに対して
美肌成分なんてせいぜい一割も入っていない
ことが殆どなのだそうです。
ですからどのような美肌成分が入っているのか。
例えば「新成分配合」とか「ナノで○〇」みたいな謳い文句には実はあまり意味がなくて、それよりも使用されている水や油や界面活性剤の質こそが非常に重要なのだと言います。
つまり化粧品の品質や安全性というのはベース成分である水・油・界面活で剤の質の事であり、この三つの成分の品質にこそそのメーカーの誠実さや製品に対する姿勢が表れているということになります。
なので「どのような水」「どのような油「どのような界面活性剤」が使われているかでその化粧品の品質のほぼ全てが決まるということ。
美肌成分を前面に押し出す方が化粧品は売りやすくなるため、商品説明やキャッチコピーには美肌成分に関連した言葉で溢れかえっていますが、あまりそれらの謳い文句で化粧品の良し悪しを判断しないほうが良いってことです。