症状別に応じてそれぞれに適した栄養を入れてみると面白いですよ


「栄養はバランスよく」が鉄則ですが、バランスの良い栄養摂取って基本的に効果を感じないんですよね。

バランスよく栄養を摂るほど即効性がなく、その重要度が理解できるようになるのが5年後とか10年後になってしまうからなのですが、流石にそれだけ効果が出るまでに時間がかかってしまうとバランスの良い栄養摂取を続けられる人なんて殆どいません。

効果を感じないと「この方法は効果がない」と思ってしまいますから。


個人的にはそれが治らない病気や不具合を作り続けている原因の一つだと思ったりしているわけですが、そこでちょっと提案してみたいのが、

バランスの良い栄養摂取ではなく症状に応じた栄養を多めに入れてみたらどうでしょう?

というものです。


例えば

  • 目の疲れや関節痛にはⅡ型コラーゲン
  • 夏バテにはクエン酸とビタミンC
  • 口内炎には大量のビタミンB2とB6
  • 静電気の多い人は水素やファイトケミカル
  • 脳疲労にはアミノ酸
  • 甘いものが止められないならクロム
  • 慢性的な肉体疲労には酵素

を多めに摂ってみるといった具合ですね。

そうすると細かな理由は割愛しますが、栄養摂取は極端に偏った摂り方をした方が効果が分りやすかったりします。

そして僅かでも効果を感じることができれば、病気や不具合を治すためには、正しく栄養を摂ることがどれほど大事なことか気付くきっかけになりますから、だからまずは症状に応じた栄養を入れることから始めてみて、栄養摂取の重要性を感じてみられたらどうかなあと思って提案してみました。

特にこの暑い時期ならクエン酸ビタミンCなどは効果を感じやすいでしょうし、アミノ酸Ⅱ型コラーゲンビタミンB6の大量摂取も良いと思います。


注意点としては偏った栄養摂取によって何かしらの効果を感じれるのは摂り始めから長くてせいぜい3カ月程度になり、それ以降はいくら摂っても効果を実感することはまずありませんし、それどころか過剰症によって体調を崩す可能性も出てきますので、長期間行うものではないということが挙げられます。

またミネラルは特に過剰症を引き起こしやすい栄養素になりますので、ミネラルの偏った摂取については栄養の事をあまり知らない内は避けた方が良いかもしれません。


ですがほんの2~3種類の栄養を多めに摂ってみるだけで体調に良い変化を感じることが出来れば、栄養摂取の面白さが分かってきますから、症状別の栄養補給をまだやってみたことがない方や、過去にやってみたことはあるけどその時は体感を得られなかったというような方は遊び感覚でやってみられるといいですね。

この程度の事ならお金もそんなにかからないし労力もほぼゼロな上、何より得られるものの価値に大きなものがあると思います。