筋肉の減少が病気を作る!?

年齢とともに衰えるものの中に筋肉があります。

20歳のころと比べると、60歳になるころには約20%の筋肉が失われるそうです。

この筋肉が減っていくという現象は、どんなに努力しても完全には防げないようです。

そして以前に何度か書いたことがありますが「内臓も筋肉」になるため、年齢とともに筋肉が衰えるということは、それと併せて内臓機能も衰えていくということになります。

ですから歳をとると体力がなくなったり、怪我が治りにくくなったり、病気に罹りやすくなったり、疲労が回復しにくくなったり、あまり食べれなくなっていくのも、突き詰めれば「筋肉が衰えるから」という一言に集約できそうです。



残念ながら内臓の筋肉は平滑筋と言って基本的には鍛えることが出来ない筋肉になるのですが、ですがこういう理屈を知っておくと、例えばウォーキングなどのちょっとした運動が意外と大事だったりすることに気付くきっかけにはなるかと思います。

健康というものを理解するときには色んな見方があると思いますが、筋肉という視点から理解してみることも大事ですね。

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