「汚れた腸が病気を作る」という書籍に記載された事例を中心に、現代人の腸が如何に汚れているかについて紹介します

汚れた腸が病気を作るという書籍は、アメリカの医学博士バーナード・ジェンセンによって執筆された一冊になります。30万人以上の患者さんと関わる中で見えてきた腸と病気の関係性について書かれたものになり、世界中に大反響を巻き起こした一冊として知られています。

腸を直接洗うことが出来る健康法「コーヒーエネマ」を強く推奨している私としては、この書籍に記載されている内容や、レーガン大統領の元主治医であり、内視鏡の世界的権威でもある新谷弘実氏によって作成されたパンフレットに掲載されている衝撃的な腸内環境の写真を見ていただければ、「現代人の腸が如何に汚れているか」や「直接腸を洗う事の必要性」を理解される方も増えるのではないかと思ったことから、その内容を一部紹介してみることにしました。

ご紹介する写真には排泄物も含まれているため決して気持ちの良いものではありませんが、その中には現代人が健康を維持する上に於いて非常に重要な情報も含まれていますので、ぜひ心の準備をしたうえで目を通してみてください。

コーヒーエネマをやる・やらないに関わらず、きっとお役に立つと思います。


■「便秘でない人はほぼいない」という事実

まず最初に紹介する事例がこちらです。

シカゴ州立医科大学によって行われた実験によると、

生前「私は便秘ではない」と答えた285人と、「私は便秘です」と認めた15人、併せて300体の遺体の解剖を行ったところ、便秘でなかったのはわずか17人だけで、残りの283人は全員便秘だった

という結果が出たそうです。

このことから、便秘している自覚がない人であっても実際には便秘している人が9割以上もいることが明らかになり、便秘していない人はほぼ皆無であるという事実が確認されました。

自覚が有る無しに関わらず、基本的には「ほぼすべての人は便秘している」と捉えているくらいでちょうど良い事が伺えます。


■便秘の自覚がないのに腸には18㎏もの宿便が・・・・

その便秘の自覚がない人の中でも、特に研究チームを脅かせた事例がこちらです。

出てきた便の重さが驚愕の18㎏!!

それでもご本人に「便秘の自覚は無かった」という事ですから、如何に自身の認識と現実にずれがあるかということですね。

他にも「私は便秘ではない」と言っているにもかかわらず、便が溜まり過ぎて大腸の直径が22センチにまで膨らんだ人もいたそうですから、便秘の自覚をすることがいかに難しいかという事がよく分かります。

腸の神経は痛みなどには鈍感だそうですから、便秘を認識しにくいのもその神経系の感度の鈍さが理由の一つなのかもしれません。


■解剖で出てきた便の写真がこちら

自覚は無くても便秘が酷かった人の腸から出てきた便の写真だそうです。

コールタールのように色は黒く、引っ張ってもちぎれないほどの固さがあるそうです。

また上記の写真には掲載されていませんが、長さ76cmにもなる粘膜も出てきたのだとか。

それについては以前すごい写真が送られてきたことがありますという記事で紹介した写真こそが正にその粘膜になると思うので、気になる方はそちらの記事も読み返してみてください。

写真はぼかしが入っているので何となくの雰囲気を感じるだけになりますが、お腹の中には本当に巨大な粘膜が残っているかもしれないことがよく分かると思います。


■半年前に食べたスイカの種が出てきた人も・・・・

よく見ると分かりますがところどころ茶色の種が見えると思います。

これが「半年前に食べたスイカの種」なのだそうです。

半年もの間排泄されることもなく、お腹の中のどこかに留まり続けていたという事ですね。

排泄できているつもりでも、じつは排泄できていないものがたくさんあるという一つの事例だと思います。


■便が溜まってしまう腸の穴「憩室」のある人が増えています

憩室とは大腸の壁に開いた穴のことを言います。

この穴は非常に厄介で、通常の排便だけだとここに便が溜まりやすく、やがてそれが悪玉菌の増殖に繋がり、炎症まで起こすようになり、場合によっては憩室に穴が開いて手術が必要になることもあるようです。

そして現代日本人の二人に一人はこの憩室があると言われていて、誰にでも起こりうる可能性がある不具合となっています。


■べっこう飴のようにこびりついた宿便も・・・・

またこちらも非常に厄介です。

べっこう飴のようなこの腸壁にへばりついているものは、「糖と脂の混ざったものではないか?」と言われていて、一リットルの腸管洗浄剤を使用した後でもこのように全く取れていません。

そしてこれだけ腸壁に汚れがべったりくっついてしまうと、水分も栄養素も吸収することが出来なくなりますし、また腸の蠕動運動が阻害されますから、下痢や便秘になりやすくなってしまいます。

甘いお菓子が普及するほどにこのような宿便を抱えている人が増えている可能性が高いがこと言えそうですね。


■もしも腸の中を外から見ることができたら・・・・

これまで紹介してきた内容はあくまで他人の話になりますから、それを実際に自分事として考えることは難しいかもしれません。

しかしすべて医学博士による臨床データや医療の現場で経験されてきたお話を紹介していますので、その信憑性については非常に高いものがあると思います。

残念ながら腸の中の様子については内視鏡でも使わない限り普通は確認することが出来ませんが、もし自身の腸の中を外から見ることが出来たら、想像を絶する腸の様子を確認することになるかもしれませんね。

それほどまでに現代人の腸の中は酷い状態になってると思います。

あなたの腸は大丈夫ですか?


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