先日「素粒水の説明を聞きたい」と言われた方から、
・素粒水の浄水器で気になってるのがPFASの除去はどのくらい出来るのでしょうか?
・最近凄く問題になってますよね
・除去データとかあれば知りたいのですが・・・・
とご質問をいただきました。
その件について㈱フリーサイエンスに確認を取ってみましたので、少しご案内してみます。
■PFASとは?
PFASとは有機フッ素化合物の事で、日用品や産業分野など様々な所で使用されている化学物質になります。フライパンに使用されている焦げ付き防止のフッ素加工などがまさにPFASにあたります。油をはじくのが大きな特徴となっている物質です。
●日用品での使用例
・フライパンや鍋
・食品容器包装
・化粧品
・防水スプレー
・スマホの画面コーティング
ほか
●日用品以外の使用例
・泡消火材
・工業的研磨剤
・半導体製造
ほか
■健康への影響が懸念されている物質です
PFASは通称永遠の化学物質と呼ばれていて、一度体内に取り込まれてしまうと殆ど分解されず、排泄されることもない性質があるとされています。そして近年の研究では健康への影響があることも徐々に明らかになってきて、非常に危険視されるようになってきました。
●確認及び懸念されている悪影響
・脂質異常
・免疫力低下
・腎臓がん
・卵巣がん
・甲状腺疾患
・潰瘍性大腸炎
・乳児・子供の発育異常
・肝機能障害
ほか
これらの問題が確認されている現在においては、PFASは猛毒の化学物質として認識されています。
■水道水のPFAS汚染が深刻化しています
PFASは様々な経路で私たちの体内に入ってきます。例えば鍋やフライパンのフッ素コーティングが剥がれることによって摂取してしまう場合もあれば、化粧品を介して肌から吸収してしまうこともあります。
しかし今最も懸念され全国的に騒がれているのが水道水からの摂取です。
というのもPFASは工業廃水にも混ざっていて、その工業廃水によって土壌に浸透したものがさらに地下水や河川にまで流れ出しているのですが、残念ながら殆どの浄水施設ではそのPFASの除去処理は行われていないため、水道水にはもろにPFASが混入したままになっています。そして近年は半導体工場などが多く建設されるようになったこともありその汚染がさらに深刻化。水道水中のPFAS濃度は上がり続けていて、各地で毎日のようにその汚染報告が行われ、土壌や水質の調査が行われています。
テレビニュースでは流れてこない情報のため「そんな話は知らない」という方も多いかもしれませんが、ヤフーなどのネットニュースでは頻繁に流れている話でもあり、もはや日本の水道水が安全ではなくなってきていることは間違いないと言えそうです。
■PFASは活性炭で除去が可能です
各地で報告されているPFASによる汚染に対し、市や行政は何か対応しようとしているのでしょうか?
じつは一部の地域の浄水施設では活性炭を設置してPFASを除去しています。活性炭にはPFASを吸着する作用があるからで、沖縄県北谷市の浄水施設場では年間3億5千万もの費用をかけながら活性炭交換を行っているそうです。ここまでするくらいですから、北谷市はそれだけPFASの汚染が深刻だということなのかもしれませんね。
詳しくは下のリンク記事を確認いただけると、PFASの問題や活性炭除去の効果についてある程度理解できると思います。
■素粒水の浄水器でPFASは除去できるのか?
素粒水を生み出す㈱フリーサイエンスの台所用浄水器ワンウォーターエコと浴室用浄水器セラピーシャワーのカートリッジには活性炭が使用されています。
さらに前述の沖縄県北谷市の浄水器施設で使用されている活性炭は粒状のものが使用されていますが、フリーサイエンスの浄水器に使用されているのは粒状の4~5倍の除去能力を持つ繊維活性炭になります。ですから現時点では浄水施設よりもはるかに高いPFAS除去能力を有した浄水器だということになります。
残念ながら除去データは無いようですが、安全なレベルで除去できる浄水器であることは間違いないようです。ですから素粒水を生み出すワンウォーターエコとセラピーシャワーであればPFASの問題は解決できると考えて頂いて問題ありません。ご安心ください。