病院の先生ってホント選ばないとダメですね まじで酷いのがいる(; ・`д・´)

年明けに、岡山から姫路に転居した父が新たにかかりつけでお世話になる病院が姫路で二か所できました。
二か所になったのは通常の診察をお願いする以外に、がん治療で別の病院にもお世話にならなければいけなくなったから。



そして昨日のこと。
がんでお世話になる方の病院に、諸々の事情があって父の付き添いで付いていくことになりました。



その病院ではお世話になる先生が二人いて、一人は泌尿器科の先生。
これは父が患っているのが前立腺がんだから。
(骨にも転移してますが・・・)
もう一人は放射線科の先生になります。



で、酷かったのは前者の泌尿器科の先生。



以前お世話になっていた岡山の病院からデータをもらった上で父の話も聞きながら、改めてその担当医の先生がご自身なりにデータをまとめて父の状態を理解していくための診察だったのですが、父に現在の体調等を尋ねたところ、

父が

背中を始め何カ所か痛い所があってなかなかその痛みが取れません

と言うと、特にそれ以上の詳しい話を聞きもせず

ああ~それは骨のがんのせいですね

かなり転移しまくってるから痛みの原因はそれですよ

間違いありません

そんな時はね、放射線を当てると痛みが消えるんです

確実に消えます

だから耐えられない痛みなら放射線やると良いですね

ただ痛み止めって飲んでます?

放射線って痛み止めを飲んでも効かないくらいの痛みがある人がやるもんなんです

そういう人がやったら、完全に消えるわけじゃないけどかなり痛みが取れるんですよ

まあ今の数値の見るとがんの進行は完全にストップしてるし、まずは痛み止めの薬から始めてみたら良いですけどね

とこんな調子です。
それもふんぞり返ったような姿勢で攻撃的な雰囲気も出しながら。





なんだこいつは!?




って思いました。





だって、その痛みが何で「絶対がんから来てる」って言えるのかふざけなって話ですよ。
なんで決めつけやねん(; ・`д・´)



大体父が痛みを言うようになったのは、コロナ後の病み上がりの時期に村の祭りの役の関係で80歳を過ぎた高齢であるにもかかわらず山の中を歩き回ったことがきっかけだったからで、多少はがんの可能性も否定はできないけど、どちらかというと高齢からくる体全体のがたつきの可能性の方が高いはずで、そういう他の原因を一切考慮に入れられてません。

その上放射線やったら絶対痛みが激減するってよく言うわとも思います。
それだったら「骨のがんの人の場合はモルヒネ要らなくなるんじゃない?」って話にもなりかねないわけで、言ってることの矛盾も多いし無責任な発言も多いし。




おまけに

あなたは背骨にも肋骨にも骨盤にも転移しまくってるんですよ

これはもうかなりの転移です

それから骨のがんは絶対消えないんです

だから治ることはありません

ただ先ほどもお話したようにあなたのがんは完全にストップしてますから薬がちゃんと効いてるってことですね

なんでこんな話をするのかというと、高齢の方ってね尻もちついただけでも骨折しちゃうんです

それでね

骨折した時にかかりつけ医じゃなくて救急のドクターの診察を受けるようなことになると、そのドクターが驚いちゃうんです

滅茶苦茶がんがあるじゃないかと

そうなるとそのドクターがかかりつけ医に色々言ってくることがあるんです

もっとちゃんとしたデータ取っておいてくださいとか、本人さんにしっかり伝えといてくださいとか

それがこちらとしても困るのでこんな話をしてます

なんてことまで言われちゃって。



よく雑誌やネットで「酷い医者って多いよ」みたいな記事を見かけたことはありましたが、ほんとに酷い医者にあたってしまいました。
患者や家族が不安になったり不快に思うようなことを平気で言いまくるんだから。
さすがに腹が立ったからお礼も言わず無言で診察室を退出しました。
あんな医者にあたった人は不幸ですね。
うちの親も運が悪い。




僕はがん治療なんて緩和ケアか、若しくはよほど生活に支障が出るような不具合があった際に手術は有りだとは思っていますが、それ以外の治療なんて基本的にはしない方が良いと思ってるので、この泌尿器科の先生なんかもうどうでも良いですが、病院の先生なんてやってると人間性が壊れやすくなるんですかね~。

だけどその後診てもらった放射線科の先生は全く逆で、父の話を聞きながら、加えて泌尿器科の先生から言われたことも伝えた上で痛みの相談をすると

痛みって一概にがんのせいとは言えませんから

年齢からくる痛みという可能性も十分ありますしね

そこは何とも分かりません

ただ薬を飲まなくても耐えられる痛みということですし、徐々に緩和されているような気がされているなら少し様子を見ましょうか

がん数値も完全に進行が止まっていることを示してますしね~

またどうしても耐えられないような痛みが出るようであればご相談ください

この後はCTを撮ることになってますが早く診てもらえるように担当部署に電話をかけておきますので

と、とても柔和で話の分かる良い方でした。
同じ病院の先生でもこうも人間性が違うのかと驚きます。



でも同じあたるならこういう人当たりの良い先生に担当になっていただきたいものですね。
腕とか能力とか以前に、安心できるコミニュケーションを図ってくれる先生であることの方が患者や家族にとっては大事なことなんだなあということがよーく分かりました。



人間性ってホント大事です。