便秘の殆どは栄養失調が原因ではないかと思います

便秘と言えば

・食物繊維をたくさん摂る
・乳酸菌系食品をたくさん摂る
・醗酵食品をたくさん摂る
・腹筋を鍛える

といった辺りが主な改善法として知られていると思うのですが、実際これら主要の改善法を行ってみて根本から解決したという人はどのくらいいるでしょうか。

たまたまかもしれませんが、僕自身はそのような人に出会ったことが未だかつて一度もないため、じつはこれら主要な改善法はあまり信じていません。



もちろん多少の効果はあるとは思っていますし、どれもやったほうが良いことであることには間違いないとは思うのですが、これらの方法だけで便秘が解決するかというと非常に疑問です。




そこで個人的に思う便秘の本当の原因というのが「栄養失調」です。

具体的にはビタミンとかミネラルとかタンパク質とか脂質といったいわゆる五大栄養素の内の糖質以外の栄養素の圧倒的な不足ですね。




そう思う理由はめちゃくちゃ単純で、

自分自身がこれら糖質以外の栄養素をバランスよく且つ大量に摂ると、明らかにお通じが良くなる

からです。



まあ別に僕自身は便秘という訳ではないのですがでも全然違います。

それは自然排便でもそうですし、コーヒーエネマをやっている時の排泄量も明らかに変わります。

いずれの排泄時でもスッキリ感が段ちで上がります。

絶対気のせいとかじゃあありません。

バランスの良い栄養摂取の効果というのは凄いものがあると思います。



これは恐らくですが、

体が栄養で満たされていると栄養を吸収する必要がなくなる

という事が大きな理由で、



つまり

栄養が十分に満たされていれば便を腸内に長く留めて栄養を吸収する必要がなくなるので、腸は自然と排泄を促すようになるのではないか?

という事です。



反対に栄養が不足している人の場合は、

便の中に残されている栄養素を少しでも吸収したいはずですから、腸は便を排泄しようとせず、いつまでも腸の中に留めておこうとするのではないか?

だから便秘になるのではないか?

とこう考えられるわけです。



そして少しでも栄養について勉強している人ならわかることですが、現代日本人は冒頭で述べた糖質以外の5大栄養素が圧倒的に不足している傾向が見られます。

このことは厚労省が発表しているデータから見ても明らかですから間違いない話です。



しかし便秘の改善というと食物繊維や乳酸菌系の食べ物の摂取は推奨されていても、ビタミン・ミネラル・タンパク質などの摂取を推奨されることはまずありませんから、糖質以外の五大栄養素の不足が便秘を引き起こしている可能性があることに気付けるような人は殆どいません。

その結果、いつまで経っても慢性便秘を解決できない人が増え続けていると個人的には考えています。



ですから便秘で悩んでいる人はぜひ糖質以外の五大栄養素も積極的に摂取してることをお勧めします。

かなりたくさんの種類をたくさんの量摂らないといけないので大変ではありますが、効果的であることには間違いないでしょうし、仮に栄養摂取で改善効果が出るとすれば便秘は栄養失調のサインとして受け止めることも出来るようになるので、美容や健康の維持増進のための判断基準として活用が可能になります。

そうした判断基準を持つことが出来ると便秘の解消はもとより体全般の調整にもすごく役立ちますからね。



僕は自身の栄養の過不足の判断にめっちゃ使ってます。