●いつも肌が荒れている
●肌が炎症を起こしやすい
●人一倍蚊に刺されやすい
これらの症状は、ミネラルが決定的に不足しているサインかもしれません。
なぜそのように言えるのかというと、まず大前提として
ミネラルは自律神経系が正常に働くために必要な栄養素である
という事があります。
そしてここからが重要なポイントになるのですが、
その自律神経系が正しく機能していれば、血液のPHは弱アルカリに保たれるそうなのですが、不思議なことに皮膚のPHはその真逆の弱酸性に保たれる
のだそうです。
皮膚のPHは、血液のPHとの兼ね合いで決まってくるという事ですね。
皮膚は誰もが知るように弱酸性を保つことが良いとされていますから、であればいかに血液のPHを弱アルカリに保てるかが健全な肌作りに欠かせないという事になってくるわけですが、種々のミネラルが不足してくるとその血液のPHを弱アルカリに保つことが出来なくなり、それに引きずられて肌のPHも弱酸性を保てなくなってしまいます。
ミネラルは先日の記事でも紹介したように野菜を始めとした植物から摂取しやすい栄養素になりますが、
農薬や化学肥料を使用していると特定の種類のミネラル以外はかえって摂取しにくくなるという問題を抱えていてる上に、ミネラルは甘いものや精製された炭水化物を食べると大量に消費されてしまうという問題もある
ため、現代日本人の大半はミネラルが不足もしくは枯渇してしまっているとも言われています。
そのためでしょうか。
アトピーなどを始めとした皮膚の炎症に悩まされている人が激増しましたし、花粉症や肌の水分不足からくるカサカサ肌などの人も随分増えました。
単純に肌の老化が著しいと嘆かれる人も多くおられます。
そうした肌トラブル・肌の老化の裏側には、実は体内のミネラルが不足しているために引き起こされている可能性が十分にあるということですね。
振り返ってみれば僕自身も最も体調の悪かった時は毎日8時半から23時まで仕事をし、家に帰ってきてからはコンビニ弁当・ポテトチップス・チョコレート・缶ビール1本を飲み食いするという生活を送っていましたが、そんな生活が三年ほど続いたあたりから体全体に湿疹が出始めました。
それも異常なほど・・・・。
皮膚科に行っても診断不可な奇病としてお医者さんも首をかげていましたが、その後10年以上にわたってそうした食生活を改めつつ、ミネラル以外の栄養も含めてしっかり摂るようになると7~8年くらい経ったあたりから湿疹が激減するようになり、肌ツヤも年齢相応の普通の状態に戻り始めました。
腰周りの色素沈着もきれいに消えてくれました。
今では極端に疲れた時以外に湿疹が出ることは殆どなく、良い状態を維持し続けられていると思います。
そうした経験からみてみると、
肌が荒れるのはミネラルが不足しているサイン!?
という考え方は概ね正しいように思えてきます。
残念ながらいくらミネラルを摂っても脱毛は今のところ止まっていないので、脱毛=ミネラル不足説(タンパク質もビタミンも同時にしっかり摂ってますが)については栄養補給以上に他にもっと重要なことがあるのではないかと思ってしまいますが、肌荒れ=ミネラル不足という考え方については重要度の高い改善法の一つと捉えて良いのではないでしょうか。
時間はかなりかかりますけどね。