学校にも浄水器の設置が始まるほど!? PFASによる水道水汚染が深刻で、健康被害や環境被害の影響が非常に懸念されています

PFASとは、約4730種あると言われる有機フッ素化合物の総称のこと。

水も油もはじくというとても優れもので、主に

●半導体
●防水スプレー
●消火剤
●フライパンの表面加工

などに使われていることで知られていますが、非常に高い毒性を持ち、自然界で分解されにくく、体内に取り込んでしまうと永久に出てこないだろうとも言われるような物質になります。

そしてそのあまりの危険性から、国際条約で廃絶や使用制限や出されているほどで、日本に於いても2021年までの間に、先に述べたフッ素加工のフライパンや泡消火材の製造・輸入が禁止されているそうです。




しかし「時すでに遅し」で、PFASの環境汚染はすでにかなり進んでいるらしく、日本国内の各地の河川や水道水中はもとより、人間の血中内においてもこのPFASが基準値をはるかに上回る高濃度の値で検出され始めていて、2023年の中旬ごろよりこの話題がテレビやネットニュースで大きく取り上げられるようになってきました。




毒性自体は随分以前から懸念されている物質ではあったものの、大手企業への忖度などもあってか、これまで大して取り上げられることのなかったPFASが急に大手メディアで取り上げられ始めているわけですから、非常に深刻な事態として捉えられている可能性が高いことが伺えます。

特にこの件で調べていくと関東方面の学校ではPFAS対策として浄水器を設置し始めているところも少ないくないようですし、このことからもPFSAがいかに危険性の高い物質であるかが見えてきます。




「便利だから」といってあまりにこの物質を使った製品が、安易に出回りすぎたツケが今になった回ってきたという事でしょうか。

人間社会を形成していくうえで、利便性や収益など追及しなければいけないこともあると思いますが、

本当に優先すべきことは何なのか?

それを深く考えさせられる問題であるように思います。





ところでこの毒性の高いPFAS。

水道水中にも高い濃度で含まれていることから、浄水器を取り付けて除去しようとする学校もあると書きましたが、そこには一つ注意点があり、浄水器なら何でも良いというわけではないんです。

●ナノ膜
●逆浸透膜
●活性炭

のいずれかのタイプのフィルターを使用した浄水器というのが、PFASを除去できる浄水器の条件となるようです。

このことは厚労省でも認められていることなので確かな情報になります。




そしてこの有効とされる3種類のタイプのうち、素粒水は3つ目の活性炭フィルターを使用した浄水器になるため、PFASの除去が可能な浄水器という事になります。

またさらに調べていくと、単にこれらのフィルターを使用しているというだけでは安心できなくて、

定期的に小まめなフィルター交換を行っていることも、PFASをしっかり除去するために必要な条件

であることが表記されていました。

その点においても素粒水は3カ月ごとにフィルターが定期的に送られてくることを考えると、他の浄水器に比べてより安心してお使いいただいける条件を備えているのではないかと思います。




ただし、PFASに対してどのくらいの除去性能があるかについては手元にある資料では確認できませんでした。

なので機会をみて、一度会社に確認してみようと思います。

そして結果が分かればまた改めて、ブログでそのご報告をさせていただこうと思います。