メガビタミンという考え方があります。
その名の通り
とんでもなく大量のビタミンをドカーンと摂取する
っていう、荒療治というかイケイケな栄養素療法の考え方なのですが、
具体的にどのくらいの量を摂取するのかというと、
ビタミンCなどは厚労省などが定めている「一日に推奨する摂取量」の200倍もの量を摂取すると、健康維持や病気の改善などに良いとされています。
個人的にはここまでの大量摂取になると、いくらビタミンCでも胃がやられたりしそうで、
「それはやり過ぎじゃない!?」
と思ったりしているわけですが、
厚労省推奨の数十倍摂る程度なら、水溶性の栄養素であるビタミンB群とCに関しては問題ないことが確認されています。
なので体の状況によっては200倍とまでいかなくても、50倍とか100倍くらいまでなら摂ってみたほうが良いと思ってます。
それこそチョコラBBなんて厚労省推奨量の40~50倍程度のビタミンB6が含まれていて、
・皮膚や健康粘膜の維持に働きます
・タンパク質の代謝を助けエネルギーに変えます
との記載がありますし、何より第三医薬品として認められたりしているほどですから、普段には感じられない肌の不調や疲労感が続くときなどは、ちょっと常識では「それどうなの!?」って言うくらい大量のB群やCを入れてみるっていうのは大いにありだと思います。
というのもこれが中々効いたりしたんですよ。
僕の場合は。
じゃあどんなことに効いたか?
ですが、
それはずばり
口内炎
です。
少し詳しく書きますと、先日アップしたブログ
にも書いたことですが、最近口内炎が変なところに出来てできてしまっていて、ほかにも悪夢を見るとか色んな体の不調?みたいなものがちょこちょこ出ていたことから、
これらの症状はどうもビタミンB群の欠乏が疑わしいな
と自己分析してみました。
であればやることは一つ。
「大量のB群投与をやってみようじゃないの」
と考えて、その日のうちにさっそく実行。
僕は普段栄養素が壊れにくいスムージーを作る機械「バイタミックス」なども使ってなるべく生野菜も摂るようにし、それでビタミンB群も多少は補ってるつもりですが、それでも厚労省推奨量を摂取するのって結構大変です。
なのにその何十倍も摂るとなると普通の食事だけでは絶対に無理なので、こちらも普段から毎日使っているウイズのサプリ「マルチビタミン&ミネラル」を使って一気に摂ってみることにしました。
マルチビタミン&ミネラルは、一日の推奨摂取量10粒を摂るとB1・B2・B6・B12は、いずれも厚労省が推奨している量のおよそ6~7倍程度の量が摂れます。
当然普段からそれくらいは摂ってるどころか、最近はその倍量(約20粒)摂っているので大体15倍くらいの量を平均的に毎日摂っています。
でもそんなに摂っててもまだまだ追いついてない可能性があったわけなので、今回はそのおよそ3倍の60粒。
厚労省推奨量のおよそ50倍程度のB1・B2・B6・B12を約半日かけて摂ってみました。
すると・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
腫れがひくひく。
「ほんまかいな」ってレベルで。
何もしなければ痛みもほぼなくなってめっちゃ楽になりました。
こりゃすごい( ̄▽ ̄)
こんなに変化が出るとは僕もそこまで期待してませんでしたが、やってみると「分かる」レベルで変化があるものですね( ̄ー ̄)ニヤリ
よくよく意識して摂取前と摂取後の変化を見ていけば、「こりゃ効いてるわ」ということがはっきりと分かります。
もちろん口内炎が消えたわけではないので「一瞬で治りました」なんてことは言えないのですが、不快な症状がほぼなくなり、完快までにかかる時間が一気に短縮されそうなそんな様子は間違いなく伺うことができます。
考えてみれば第三医薬品であるチョコラBBなどでも口内炎や皮膚炎をケアしますと書いてるくらいですから、良い効果を感じるのは当たり前かもしれませんね。
メ ガ ビ タ ミ ン
侮れません
ただメガビタミンも万能ではないし知っておくべき注意点はあります。
例えば脂溶性のビタミンA・ビタミンD・ビタミンEなどは大量に摂らないほうが良いですし、B群であってもビタミンB3(ナイアシン)の摂取は要注意。
知人がビタミンB3(ナイアシン)の大量投与によって強烈な湿疹アナフィラキシーショックのようなものを起こし、病院で治療を受けたというようなこともありました。
他にもミネラルの大量摂取も、命に係わるくらいの危険な状態を引き起こすと言われていて、でもそれを知らずに大量摂取した結果、病院に運ばれてしまう人も中にはおられると聞いたりします。
病院の先生ってサプリや栄養素療法を嫌ってる人が多いみたいですが、その理由の一つがこういったことにあるようです。
無理もないですね。
とは言え先に述べたB1・B2・B6・B12とビタミンCについては、50倍くらいまでなら第三医薬品などでも適用されている含有量なので、一時的に摂る分には何ら問題がありません。
それどころか、皮膚に異常があったり疲労回復がうまくいかないときに「このくらい摂ってみた方が良いよ」と厚労省からお墨付きをもらってるようなものですから、
●口内炎が治らなくて困っている
●ニキビや吹き出物が治らない
●慢性疲労が蓄積している
といった症状があるときは、2~3日でいいから厚労省推奨の50倍くらいの量を摂ってみると良さそうですね。
きっと殆どの人が「なんかいい気がする」くらいの実感は得られるのではないかと思います。
何度も言いますが僕は良さを十分に実感できましたからね。
ほんと良いっすよ。
なおB群の大量摂取の行うにあたり、もしチョコラBBなどの第三医薬品を使用されるような場合には注意点が一つあります。
それは何かというと
長く使用し続けてはいけない
ということです。
せいぜい一週間くらいの使用で辞めておいた方が良いと思います。
理由は大きく2つあって、
一つは栄養バランスが悪いということ。
B群の一部はしっかり摂取できても、ほかのビタミンやミネラルは摂取ができません。
そういう偏った栄養摂取を行うと、最初は効果を感じれることがあってもすぐに効果がなくなってしまうので、長く使い続けても時間の経過とともに意味がなくなっていきます。
僕の体感上、チョコラBBで効果を実感できるのはせいぜい2か月くらいが限界でした。
それ以上続けても、たぶん効果は得られないので摂らないほうが良いです。
安いとはいえ多少なりともお金がかかって勿体ないですから。
もう一つの理由が、合成の原材料が使われている可能性が高いからです。
(というやんわりした良い方にしておきます)
B6なんて誘導体(B6に似た成分)って書いてますしね。
白糖が入ってたりすることもあるし。
天然由来のもの以外の成分が入ってるものを使い続けるのって果たして本当に良いのかどうか。
そこは超疑問ですね。
この部分についは敢えて深くつっこみませんが、僕は長期間の使用はお勧めできません。
先にも述べましたが、せいぜい一間程度の使用で止めておくのが無難じゃないでしょうか。
それが賢明です。
B群大量投与の良さや必要性を知っておいたり実感しておくことはとても大切だと思うのですが、それを経験するのはやはり天然のB群を摂ることによってであることが大切だと思います。