ソニア洗剤を使い始めた10年ほど前の事。
当時洗剤を販売されていた方から
「ランドリーって実は1箱売るたびに会社は赤字なんですよ」
「というのも社長がうっかり値段設定を間違ったらしくて」
「だけど一度決めた価格を変えるわけにはいかないし、
そもそも社会貢献のために洗剤販売をすることにしたということもあって、そのままの値段でずーっと販売されてるんです」
「ほんと良い社長でしょ」
「ランドリーの原価の高さにも驚くよね」
と教えていただきました。
それを聞いて僕も
ほんと良い会社やし良い社長やなあ~(^O^)/
と感心したものですが、
時は経ってそれから6年ほど経ったある日。
洗剤の取扱店資格も取得して、社長ともお話させていただく機会も持てるようになった僕は、
1箱売ると100円の赤字
のことをふと思い出して、
社長に直接
「ずいぶん以前の事ですが、ランドリーは1箱売るたびに100円の赤字が出ていると聞きました」
「でも洗剤で困っている人の助けになるし、環境保全にも貢献できるからと、社長の心意気でその値段を変えずに今までやってきたと聞いています」
「社長の理念や企業姿勢に感激します」
的なことをお伝えしました。
ところが社長から返ってきた言葉は、
「いやいや」
「さすがに1箱売るたびに100円の赤字はないよ」
「そんなことしてたら会社が潰れてしまうからね」
「原価率が高くて会社に利益がないに等しいのはほんとのことだけど、いくら僕でもそこまで大盤振る舞いは出来ないよ」
「ちょっと話が大きくなって伝わったみたいだね笑笑」
という予想外のお返事。
思わず
ええええええええええっっっっっっ。
そうなの!? (;・∀・)
となってしまいました。
だってほんとに信じてたのに・・・・・・・・・・・・(ToT)/~~~
あああああ~~~~~。
でも人から人へ伝わる話なんてこんなものなのかもしれません。
やはり
すごーーーーーーーーーい!!!!!!!!
という話は、話半分以下くらいで聞くのがちょうど良さそうです。
でも社長もおっしゃられてたように原価率が高くて会社に利益が殆どないのはほんとのようです。
それは仕入れをする中で分かることがあるのでそこは間違いないですね。
赤字が出るとまでは言いませんが、利益度外視で作られた奉仕品であることは信じていただいて良いと思います。