食や戦争の裏側が見えてくるドキュメンタリー映画「ダーウィンの悪夢」

DVDのパッケージ写真を見るとホラー映画のように見えるかもしれませんが、これはアフリカと先進国との裏側(アフリカが先進国によってどう食い物にされているか?)を紹介したドキュメンタリー映画になります。

けっこう衝撃的な映像や事実が出てくるのですが、ほんのさわりだけ言うと、



日本も含め世界中で消費されている白身魚って、

実はアフリカの巨大湖で捕られたナイルパーチという魚である

可能性が高くて、



とくにスズキの名前で販売されている白身魚は注意が必要だし、回転寿司屋で出てくる白身魚も、ナイルパーチの可能性がめちゃ高い

とか、




そのナイルパーチを仕入れに行く際の輸送機には,

どうも先進国がこっそり部器を入れてる可能性があって、それをアフリカに売りつけることによって敢えて扮装を長期化させ、それで商売しつつ儲けまくっているんじゃないか?

みたいな、通常のテレビニュースでは決して流されることのない世の中の本当の姿を垣間見ることが出来る内容になっています。




これを観ると、

●なぜアフリカはいつまでも貧困が続くのか?

●なぜ世界中から紛争がなくならないのか?

●なぜ回転寿司はあんなに安く魚を仕入れられているのか?

といったことが分かってきますし、




またそういった世の中の仕組みや有り方に対して、

「本当にこれで良いのだろうか?

という疑問を持つきっかけになったり、




食であったり安全に対する意識や価値観を改めるきっかけ

にもなるはずです。





少なくとも僕はこの映画をきっかけに物事を見る目が変わり、世の中の裏側にあるものにも意識が向いたり考察すようになっていきましたから、特に小学生・中学生・高校生くらいの若い方には観ていただいて、

世の中って表に出てきていることに真実は殆どないんだよ

ということに気付いてもらえたらなあ~と思います。




若い人ほど心は純粋ですから、こうしたリアルな現実を突きつけられる映画を見るとショックを受けて反って

「見せないほうが良かった」

となる可能性も否定はしませんが、




でもそうしたことも受け入れた上で社会に出ていかないと、

平和ボケした無防備な状態で社会に巣立っていく方が今の世の中はもっと危険性が高いはず

ですから、社会教育の一環としてこうした映画の視聴は必須になってきているように個人的には思うようになりました。




もちろん子供だけでなく大人も観ておくべき内容だと思いますし、何より大人がこうしたことを知らずにいることの方が罪だし問題だとも思うので、興味がわいた人はぜひアマゾンなどでDVDを購入して視聴してみてください。



何か大事なことに気付くきっかけになると思います。


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