水やコーヒーを直接腸に注ぎ込み、腸をきれいにするという腸内洗浄。
その奇抜な行為から「危険だ」とか「宗教チックだ」といった批判を受けることもよくある健康法ですが、実際は全くそんなことはありません。
人間の長い歴史を振り返って確認してみると、いつの時代でもどの国でも行われてきた最も古い健康法であることが分かります。
例えばその一例が「キリストも腸内洗浄を行っていた」というもので、これは世界的にも有名になった最も古い古文書のひとつ「死海文書」にその事実が記載されていることで有名です。
そしてその具体的な記述としては
「瓢箪と瓢箪の茎を使用し、水を直接腸に注いでは、腸の中の不浄なものを洗い流し、心身の浄化をはかっていた」
という内容であったと紹介されています。
特に精神面での効果の大きさについてはかなり強調されていますから、何千年も昔から
「腸と心には密接な関係がある」
という認識があったことが分かる話となっています。
また、腸内洗浄はこの日本に於いても１００年ほど前までは一般的な健康法として普及していたようで、今でもおじいちゃんおばあちゃんの中には
「そうした文化が日本にも当たり前にあったし、私も子供のころにはたまにやってたよ」
という人がおられたりします。
主には
・頭痛
・肩こり
・慢性疲労
・発熱
・便秘
などの解消に行われていたようですが、
・腹を割って話す
・腹黒い
・腹に一物を抱えている
という言葉からも分かるように、日本でも心とお腹の関係性は古くから認識されてきていますから、もしかしたら心の浄化という目的でも腸内洗浄は行われてきたかもしれないことが想像できます。
いずれにしても腸を水やコーヒーで直接洗うということは決して
「突拍子もないおかしな行為」
ではなく、古くから認められてきた安全で健全な健康法であり、その効果も十分に期待できる信頼に値する健康法であるということが言えると思います。
そして現代社会は上記のような体にも心にも不調を抱えた人が増えていますから、このような時にこそ腸をきれいに保ち、心身の健全化に努めることの重要性が高まっているようにも思います。
特に薬の安易な使用があまりにも目立ちすぎますから、そうした不自然な方法で体を整えるより、腸内洗浄のような大昔から受け継がれてきた
「自然な方法」
「先人の知恵」
での体のケアを行うほうが、はるかに体にとって良い結果をもたらすように個人的には考えていますので、こうした情報を目にされる方は腸内洗浄の活用について少し考えてみていただけたらなと思います。
「慣れると気持ち良い」ですし、「健康にも良さそうだ」と感じていただけることと思います。