㈱フリーサイエンスにしろ、ウイズ(㈱)・㈱ソニアにしろ、
「実際どんな会社でどんな人がどのように経営し、商品開発を行っているのか?」
ただ製品を使っているだけではわからない事も多いと思いますし、「そこをもう少し詳しく知りたい」と思われている方も中にはいらっしゃいます。
また僕自身も「世の中にはこんな会社があるんですよ」という事を知って頂きたいこともあって、それが分るお話を少しずつ書いていくことにしました。
その最初のお話が、素粒水を生み出す浄水器を販売されている㈱フリーサイエンスの杉山社長についてです。
この方個性の塊のような人で色んなお話がありますから、一回では紹介しきれないので、まずは初めてお会いした時のことから書いてみます。
最初にお会いしたのは確か2008年位だったと思います。
当時は水について何の知識もなく、浄水器の事もさっぱりわからない知識ゼロの状態の中で
●素粒水は腐らない水です
●醗酵作用があります
●毒性物質の分解作用があるお水です
などなど、訳の分からない怪しげな特徴を聞かされた上に、あの何の変哲もない外観と、およそ二万円という浄水器としては超中途半端な価格(高いわけでもないけど安いこともないという・・・・)。
加えてフリーサイエンスという聞いたこともない会社の製品。
もう疑う要素しかないなかで、だけど浄水器は何かつけたかったし、でもほんとにお金がなくて高いのは買えないし、くわえて浄水器に詳しい人から
「特別良いってことはないやろうけど悪くもないと思うよ」
というアドバイスもあって、
それで「まずは会社の話をちゃんと聞いてみよう」という流れになり、新大阪の本社で社長にお話を伺うことになったというのがお会いするきっかけでした。
そして新大阪駅から徒歩5分くらいの本社(と言っても貸しビルの一角に事務所があるのですが)に行くことになるのですが、到着して案内されたのは会社の事務所ではなく、そのビルの貸会議室。
どうやら事務所は手狭なので「説明を行うには少し不向きなんです」とのこと。
それで30名ほど入る小さな部屋に案内されて説明開始時間までしばらく待つことになる間、社員らしき人が2名ほど入ってこられ説明の準備をされはじめるのですが、その二人がとにかく地味・・・・・。
「ほんとに浄水器の営業販売を行っている会社の社員さんなの?」
「普通はもうちょっと派手な格好してるとか、人間に勢いを感じるとかあるでしょう」
っておもわず思ってしまうくらい派手さのかけらもなく、
「絶対騙されんぞ」
「すんごい売り込みかけられたらどうする」
と身構えまくっていたのに、こちらの意気込みがあっさりかわされて「あれれっ」なんて思ってると、一緒に話を聞きに行っていた人たちが急にひそひそ話を開始。
その内容が面白くて、
「なんかあの人が社長らしいよ」
「えっ」
「うそ!!??」
「全然そんな風に見えないけど・・・・・・」
「なんか社長というよりお付きの人みたい」
「絶対社長に見えんよね」
という半分悪口(すみません(^^;)
でも確かにほんとにほんとに社長に見えないしお付きの人っぽいし、僕も「マジでこの人が社長!?」と言葉を失ったのをよく覚えてます。
今となっては兎にも角にも失礼な話で今更ながら「ごめんなさい」なのですが、ある意味強烈な印象を植え付けられた初対面でした。
ただ、人によっては「お付きの人というより神主さんみたい」と感じる人もいたので、ちょっぴり神聖な雰囲気をお持ちなんだと思います。
言われてみれば確かに目つきとか、笑顔とか、話しぶりがちょっとそっち系の人のようにも思えますしね。
あと、
「素粒水はスピリチャルではありません」
「科学なんです」
というのが杉山社長の口癖というか決め台詞なのですが、
「いやいやけっこうスピリチャルな部分もある水やと思いますよ笑笑」
というのが多くの人の印象で、それを全力否定される姿にお茶目さと面白さを感じる人も多く、愛されキャラでもあります。
直接お会いしていただくと、素粒水のあの地味な外観やアフターサービスの内容なども「ああこの人なら納得」と分かると思うので、ユーザーの方は新大阪に行かれることがある際には、観光がてら㈱フリーサイエンスに立ち寄っていただきたいところです。
別に会社に行ったから何があるというわけでもないですが、あのとてつもない地味さを皆さんにも知って頂きたくてお勧めしております笑笑