安易に手術しない方が良い理由① お腹を切ると足が動きにくくなる

お医者さんから

「手術した方が良いですよ」

と言われると、何の疑問も持たずに

「そうします」

とつい言ってしまわないでしょうか?


しかし手術には必ずと言っていいほど失ってしまう代償のようなものがあり、そのことも理解した上で手術を決めないと、中には取り返しのつかない健康被害を被ってしまうことも本当にあったりします。

そうなるといくら後悔してもしきれませんし、一生辛い思いをして過ごすことにもなりかねません。



ですからそうならないためにも

「手術を行うことによって術後にはこんなリスクもあるんですよ」

といういくつかの例について紹介していこうと思います。

ご自身や身の回りの方が手術を検討される際に参考にしてみてください。




今回は「お腹を切ると足が動かなくなる」という話しで、

これはテレビなどにもよく出演されていた、とくに神経系やホルモンバランス関係の知識に詳しい有名な代替療法のドクターの理論になります。



その内容ですが、先生曰く

「脳で出された歩くという指令は、神経伝達物質という物質を放出することで足に伝わっていきます」

「そして神経伝達物質のおもな通り道のひとつが筋肉になります」

「ところがその神経伝達物質の通り道であるお腹の筋肉を切ってしまうとどうなるでしょう?」

「筋繊維に沿って縦に切っていく分には大きな影響は出ないのかもしれませんが、真横に真っ二つに切ってしまうと、神経伝達物質の通り道を断ってしまうことになります」

そうなると脳からの歩けという指令が足に上手く伝わらなくなり、以前ほど足が動かなくなってしまうんです

「よく足が動きにくい人をパーキンソン氏病ではないかと診断されるケースがありますが、じつはお腹を切ったことによって神経伝達が上手くいっていないことが原因だったりもするんですよね」

「だから手術はうまいお医者さんに任せた方が良いし、必要性もよく考えないとダメなんです」

「特に手術の下手な先生に任せると、切り方が悪くて筋繊維がズタズタになり、神経伝達効率がさらに悪くなりますからね」

「日常生活にも支障をきたすくらい足が上手く動かなくなるケースも出てきたりしますよ」

という事なのだそうです。



脊髄だけでなく、筋肉も神経伝達の通り道になってたんですね。




僕自身はこの先生を直接知っているわけではないのですが、知人は面識があり、それこそその知人の目の前で診察されていた高齢のご婦人が、他の病院ではパーキンソン氏病の疑いを診断されていたにも拘らず、先生は

「パーキンソンじゃなくて手術のせいで足と脳との神経伝達が上手くいってないだけなんや」

「今から肩( 肩甲骨)を50回まわしてから歩いてみな」

と言って肩を回してもらったら、さっきまで杖をつかないと歩けなかったそのご夫人が、杖なしですたすたと歩きだしたそうです。

しかも病院から帰る時には「その杖を忘れて歩いて帰った」というオチまでついてたんだとか。

そんなこともあるんですね。




肩を回したらなぜ足への神経伝達効率がよくなるのか、そういう方面の知識がない僕には分りませんが、ただ神経と筋肉の関係性を理解したうえで考えてみると、お腹を切ると足の機能が低下するというこの先生の理論って、概ね正しいと考えていいのではないのでしょうか。



となると盲腸とか大腸内の出血など、どうしてもやむを得ない手術というものもあるのでしょうけど、こうした術後の体の機能低下の事を考えると、出来る限り手術をしないで治す方法を模索するとか、そもそもそういった病気にならないよう日々の生活習慣に気を付けていくことが大事ですね。


特に年齢を重ねていくと病気や不具合がなくても体内での神経伝達物質の分泌量が激減するため、足が昔ほど思うように動かなくなってしまいますし、それに加えて手術によってさらにその神経伝達効率を下げてしまうようなことになると、場合によっては本当に歩けなくなってしまうことだってあるかもしれません。


そういったことを考えると

「お医者さんに勧められたら何でも言われたとおりにする」

というのは、とても賢い選択とは思えませんし、安易に切るという選択を行うのも決してお勧めできません。



それよりも自分でもよくよく他の方法を調べてみて、あらゆるリスクも踏まえたうえで本当に納得のいく手段を自らの責任において選ぶことの方が僕はぜったい大事だと思います。
(ちなみに身内が手術するときは「ほんとに切っていいのか自分で調べてよく考えろ」と、何度も何度も口うるさく言ったりしてました。よく喧嘩になりましたけど・・・・(^_^;))


他人任せで物事を決断するのは良くないですね。