「じつは人間の体90%がお水だった」という新事実

人間の体の水分割合といえば、大人で約70%というのが常識ですね。

たしかに間違いではないのですが、それはあくまで「重量」であったり「体積」を基準にして考えた時の話です。


しかし視点であったり物事を測る物差しを変えてみると全く別の答えが見えてくることもあります。



今回の表題はまさにその物差しを変えてみた時に見えてくる別の正解の話で、これは「重量」や「体積」ではなく、「人間を構成している分子の数」という視点から割り出された比率になります。



どうやら水分子というのは他の分子よりもかなり小さいため、

「人間を構成している分子を種類別に数えてみると、水分子の数が圧倒的に多く、そのパーセンテージが90%にもなる」

そうです。



重量や体積という見方からすれば構成比率は70%なのに、分子数という見方をすれば20%も多い90%になるわけですから、物事とは捉え方ひとつでこれだけ正解が変わってしまうという大変良い例ではないでしょうか。

何事においてもあらゆる角度から検証してみることが大事だということを教えられますね。



「一面的にしか見ていない人は、その陰に隠れている別の真実には決してたどり着けない」

という風にも言えそうです。



水分子の話はこの本で紹介されています