「大切なことは失敗から立ち上がること」 安倍元総理が行われた近畿大学卒業式スピーチのタイトルです

先日お亡くなりになられた安倍元内閣総理大臣。
実は外交政策に於いて、海外の識者や政府関係者からは大絶賛され、「世界を牽引できる本物のリーダー」と、尊敬の念を集めていたことをご存知でしょうか。
あのトランプ元大統領からも絶大な信頼を得ていて、G7など世界主要国の首相クラスが集まる会議の中でも常に頼りにされていたそうです。
他にもインドでは1日、ブラジルでは3日間国全体が喪に服されいるほどです。
世界で評価されていた外交政策が、中国の専横を阻止するための政策だったため、中国寄りのメディアばかりの日本国内では常にバッシングの嵐でしたが、大変勇敢で正義感溢れる方だったのではないかと思います。
もちろん政策全てが納得いくものではなかったし、若干の気になる疑惑などもありましたが、でも完璧な人など誰一人としていませんし、個人的には「大変素晴らしい方を失った」と、悲しい気持ちでいっぱいです。事件のニュースを見た時は、しばらくボー然として何も手に尽きませんでした。
そんな安倍さんですが、これまたつい先日の2022年3月19日に挙行された近畿大学卒業式に於いて、大変素晴らしいスピーチを行われています。
ご自身が経験された「たった一年で終わってしまった短期政権と、日本国中からの大バッシング」という、政治家ならこれ以上ないほどのどん底を経験しながらも、そこからどのようにして総理大臣に返り咲き、歴代最長政権を記録するまでに至ったか。
それは能力や方法といった技術的なことではなく、「失敗してもあきらめない」という心の在り方こそが大切であるという、そのようなお話です。
また「日本という国に誇りを持って生きて欲しい」という、日本や日本人の素晴らしさについてもお話されていて、安倍さんの想いが凝縮された内容になっています。
ユーチューブで検索すればすぐ視聴できますので、どなたも是非一度ご覧になってみてください。
「志のある素晴らしい方に総理大臣を務めて頂いていた」ことに気付けると思います。
僕なりに哀悼の気持ちを込めてこのお話を紹介させて頂きました。