「悪夢」はビタミンB群欠乏症のサイン

毎日のように悪夢にうなされる

それで良質の睡眠がとれないとしたら、その原因はほぼ間違いなくビタミンB群欠乏症です。



なぜなら

ビタミンB群は神経伝達やホルモン分泌に大きく影響する栄養素で、不足すると自律神経系やホルモンバランスに乱れが生じ、脳が不安定な状態に陥ります。

その状態で睡眠に入るとその不安定な状態が夢に反映され、悪夢になるというメカニズムです。



ぼくも20代半ばから30代半ばまで、

●ゾンビに追いかけられる

●崖から落ちつづける

というこの二種類の悪夢を毎日のように見続けていて、まともに寝ることができませんでした。


しかしその原因が「ビタミンB群欠乏症」と知ってから、とくにB1・B2・B6・B12をしっかり摂るようになるとそれ以来、悪夢を見ることは殆どなくなりました。

ですから「悪夢はビタミンB群欠乏症のサイン」という分子栄養学の理論は正しいと思います。




また個人的な推測ですが、

ビタミンB群の欠乏により悪夢をみる人は、腸内環境が悪い人に多く起こる

と思います。

とくに慢性的な便秘や下痢の人に多いと考えています。



というのも、本来なら腸内の善玉菌がビタミンB群を作ってくれているので、極端に不足するとか、完全に枯渇するようなことは殆どないはずだからです。



しかし慢性的な便秘や下痢で腸内の善玉菌が減ってしまうと、ビタミンB群が作れないだけでなく、悪玉菌がビタミンB群を食い荒らしてしまうため、ビタミンB群欠乏症が起こりやすくなります。

ですから腸内環境が悪い人ほど悪夢をみやすくなるというわけです。



僕は中学時代からかなり酷い過敏性腸症候群を持っていて、毎日下痢をしていたので、ビタミンB群が完全に枯渇していたのだと思います。

だからよけいに悪夢ばかり見ていたのでしょうね。


B群の適切な摂取と腸内環境改善ができれば、悪夢にうなされることはきっとなくなります。

むしろ快適な睡眠がとれるようになりますよ。


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