静岡からお茶畑がどんどん消えている!?

父親が「静岡の知人からもらっている」という日本茶があるのですが、それがほんとに美味しくてたまに親の棲む田舎に行ってはそのお茶を飲むのがすごく楽しみなんです。


そんな話を「お茶の卸業をやっている」という知人に話したところ、

「じつは今、静岡のお茶の生産量が激減してて鹿児島の方が生産量が増えてるんですよ」

というお話を聞きました。



「ええ~!!」


とびっくりしたのですが、そもそもそんなことになってしまっているのも、

・生産者の高齢化と後継ぎ不在
・急勾配だらけの土地のため、機械化ができず高コスト化している
・需要そのものが減っている

というのが主な原因なんだそうです。


その中でも「需要」の問題は結構大変なようで、静岡はいわゆる高級茶葉の産地なのに、ペットボトルのお茶が普及してしまったことで高級茶葉の需要が減ってしまっていることが、「後継ぎ問題」や「機械化の遅れ」に拍車をかけてしまってるようです。


生産者さんもほんと大変ですね。




「これが時代の流れ・・・・・・・」




と言えばそれまでなのかもしれませんが、昭和50年代生まれの人間からすると、静岡=お茶というのが日本の文化であったり静岡の代名詞としてあたりまえに認識してきたことなので、他県の話であるとは言えなんだか寂しい話のように思います。


ましてや「あの美味しいお茶が手に入りにくくなっていく」というのはほんとに残念な話で、なんとか盛り返してほしいと願うばかりです。


それなりの年齢になったせいか、最近はこういう事がすごく気になります。