食品に使用される危険な添加物の表示義務について 欧米諸国ではしっかり記載されていますが、日本では・・・・・

●日本で使用が認められた添加物約1000種類。
●対して添加物の使用に厳しいイギリスではわずか14種類。

これは健康に意識のある方の間では割と知られた話で、これだけでも日本の添加物に対する規制の緩さと、国民に対する安全確保の義務感が欠如していることが分ります。

しかし欧米諸国が危険な添加物に対して行っている規制はこれだけではありません。


余り知られていませんが、欧米諸国では「有害物質の表示義務」というものが定められていて、上記の国が使用を認めていない、あるいは危険性が疑われる添加物については、販売をしてはいけないのではなくて、warningの文字と共に「この製品には健康を害する恐れのある添加物が入っていますよ」という表示を行う事が義務付けられています。

「国としては使用は認めていないが、それでもその添加物を使った製品を販売したいなら、使用している添加物名と危険性を併せて表示しなさい」という所なのでしょう。


ですから日本同様、問題のある添加物が使用されている製品は海外の先進国でも販売されてはいるのですが、有害物質の表示によって「この製品は安全かどうか」が一目でわかるようになっていますし、また添加物への健全な意識や知識が自然と身に付くようになっています。

うろ覚えですが、確かフランスでは危険性の疑われる添加物名にはどくろマークを表示することが義務付けられていたように記憶しています。



この事によって欧米諸国の人たちは食品添加物に対する意識が高くなり、危険性のある添加物が使用された製品はたとえそれがどんなに安くても安易に手を出さないそうです。

特に子供には安全なものを食べさせたいという親が増えたみたいですね。



こういう話しを見たり聞いたりしてしまうと、日本の添加物に対する規制の在り方に「本当にこれでいいのか?」と大きな疑問を持ってしまいます。

少なくとも欧米諸国の感覚・基準からすると、「狂ってるレベル」で日本はおかしい状態であるのは間違いありません。



ですが残念ながらこういう事実を知っていたり、あるいは聞いたことはあっても問題意識を持って真剣に受け止めようとする日本人はまだまだ少ないのが現状です。

でもがんの発生率はもちろん、不妊率や奇形児の発生率も日本は世界一位、もしくは世界でもトップクラス

添加物との関係性を疑わない方が無理があると思いませんか。


この深刻さ。

気付いた方が良いですね。