素粒水をネットで購入したという方から「交換用のカートリッジを購入したい」と注文をいただきました。
通常、素粒水は購入いただく際にカートリッジ自動送付契約を記入してもらい、三カ月ごとに送られてくるようになっています。
ですから何か特別な理由でもない限りカートリッジを購入したいという申し出をされるはずがないため、不思議だなあと思ってその理由を尋ねてみたところ、分かったのがなんとなんと。
そもそも購入時にカートリッジの自動送付契約を結ばれていない
という衝撃の事実。
単に浄水器本体だけの購入になり、書類は送られてこなかったのだそうです。
これはとてもひどい話で、何故なら台所用のカートリッジは代理店から購入していただいても金額的に損はありませんが、台所用なら880円浴室用のカートリッジであれば1320円、自動送付契約よりも高い金額での提供となる(別途送料代などが含まれる)ため、僅かとはいえ金銭的負担を強いてしまうことになります。
また素粒水は自動送付契約を2年続ける毎に本体を無料でもらえる権利が発生するサービスが付いているので、そのお陰で事実上修理代がほぼ無料なりますし、古くなったから買変えしないといけないという事もなくなるのですが、その契約を結んでいないとなるとそうした無駄な費用が掛かるようになってしまいます。
さらにモデルチェンジがあっても契約さえ結んでおけばその度に無料で新しい最新モデルが使えるようになりますが(実際シャワーヘッドは一年ほど前にモデルチェンジしました)、それも叶いません。
そして決定的に問題なのが、自動送付契約を結んでおかないとほぼ100%カートリッジの交換頻度が落ちるという事です。
というのがカートリッジを自らの足で購入しにいかないといけないとなってしまうと、恐らくどんなまめな人であってもせいぜい半年に一回とか一年に一回カートリッジ交換を行うかどうかというその程度の頻度になってしまうと思います。
ですが浄水器のカートリッジはどんなに長くても3カ月おきに交換しないとカートリッジ内に雑菌が繁殖したりカートリッジが汚れて、その汚れが出てくる水にも混ざるようになってきます。
それはつまり水をきれいにするための設置している浄水器にによって反って水が汚染されてしまうという事になりますから、それでは浄水器を取付ける方が水の危険性が上がってしまうことになってしまいます。
自動契約書のやりとりをしようとすれば浄水器を購入してもらえなくなるかもしれない可能性があるから、だからネットショップも本体だけの販売に留めているのだとは思いますが、でもそれだと購入者に損をさせていることになりますから酷い話です。それは同じ販売店として如何なものかと思います。
結局今回の方にはその話をしたうえで、カートリッジは無償で提供し、自動送付契約を結んでいただくことで話は落ち着きました。
ネットは気軽に物が買えて良いのですが、でも細かな配慮や誠意がない店舗も多そうです。
そこはうまく見極めて、損をしない買い方をすることが大切だなあ~と思います。