腐食に強いはずのステンレスが簡単に・・・・
嫁さんのか弱い力?で蛇口のつる口を軽く回しただけで
ポキッ
と折れてしまいました。
素材がステンレスだから腐食に対する耐久性はかなり強いはずですが、
「置かれた環境によっては腐食が発生する」
らしいので、やはり水道水中に含まれる次亜塩素酸濃度が大きく関係しているのかな~と思ったりします。
日本の水道水に含まれる次亜塩素酸濃度は世界でもダントツの高濃度
というのも
日本の水道水に含まれている次亜塩素酸濃度は、世界の先進国の平均値から見ても7~10倍もの非常に高い濃度
です。
そして次亜塩素酸は「物を溶かす」性質があり、その濃度が非常に高いわけですから、ステンレスがその溶かす力によって徐々に浸食され、腐食したとしてもおかしくはないですね。
次亜塩素酸濃度が高いことでメリットもありますが・・・・
日本では水道水を直接飲んでも腹痛を起こすこともありませんし、水道水を媒介とした感染症が発生しないのも次亜塩素酸濃度が高いからこそで、「必要悪」な部分も否めないのですが、とは言え腐食に非常に強いはずのステンレスでさえもボロボロに錆させているかもしれないこうした状況を見てしまうと、
そんな水を飲み続けたり浴び続けたら、人間の体はどうなっていくの?
という疑問を持たずにはいられません。
だからこそ海外では次亜塩素酸濃度を低く設定しているわけ(それが決して正しいとも言えませんが)で、少なくとも水道水を飲料にしたり料理に使ったり、あるいは入浴やシャワーに使う際には、きちんと塩素除去を行うことの重要性を改めて感じさせられます。
しかも水道管の劣化が今後はさらに進むのは間違いなく、そうなると次亜塩素酸濃度もさらに上がっていく事も間違いないので、水道水の次亜塩素酸対策はこれからの時代に絶対必須の重要事項と言えそうです。
蛇口交換を自分で行うと
余談ですが、蛇口交換は業者に頼むと工賃が1万円くらいかかります。
だけど工具さえあれば大抵の場合はそんなに難しくないので、6000円程度の蛇口をネットで買って自分で取り替えしてみました。
慣れてないので1時間くらいかかりましたが何とか無事交換終了。
実際使用してみても水漏れ等の不具合もなく快適です。