これ設備の老朽化が原因なんでしょうかね。
記事を読む限りでは「2020年10月の点検時には問題なかった」という事ですが、他の地中に埋まってる設備の状態も気になるところです。
水道水の配管が老朽化であちこち破損しまくっているのは既に多くの人が知るところになってきたけど、まさかガソリンの配管やタンクなども破損してしてしまうとは、ちょっと想像がつきませんでした。
でもこれからはこんな話もどんどん増えてくるかもしれません。
健康被害があったのかどうかも「これから調査していく」という事のみで詳細は分らないですし、周辺地域の人にとっては心配な話だと思いますが、でも決して他人事ではないですね。
自分が住んでいる地域もいつそんな事故が起こるか分かったものじゃありませんから。
こうしたインフラ設備の維持管理は、企業だけでなく国も積極的に支援して本気で取り組んでもらいたいものです。
もう企業レベルだけで済ませられるような話ではなくなりつつある感じですから・・・・・・・・・・。
ところでこのベンゼン。
浄水器での除去が可能かどうか簡単に調べてみたのですが、
大抵どのタイプのフィルターでも、ごく少量であれば除去は可能
なようです。
ですからほんの僅かにベンゼンが水道水に混入してしまうような事故の場合であれば、浄水器を通しておくだけで多少は混入被害を軽減できそうです。
近年は水道管劣化による異物混入がどんどん酷くなってることもありますから、浄水器の設置はもう必須レベルで重要になっちゃいましたね。
ただし大量に混入した場合については、残念ながら恐らくどのメーカーの浄水器であっても除去し切れないことは明白なので、そこは事前に理解しておく必要もあると思います。
特に今回の記事にあるように2100リットルものガソリンが流れ出ていたなら、浄水器で対応できるレベルの混入だったかどうか分りませんし。
何かしらの事故によって混入してしまった異物や有害物質については、家庭用浄水器での完全除去はまず不可能
と思っておいた方がいいですね。
その上で、ほんとに大量の有害物質や異物が水道水に混入してしまった場合は、見た目や臭いでわかる場合もあるでしょうし、最悪飲んだ瞬間に味の違いで「これはやばい」とすぐわかることも考えられるので、危険な水を長く飲み続けるような可能性は低いかもしれません。
その点はちょっと安心できるところではないでしょうか。
もちろん、そもそもそんなことにならないのが一番ですしそうなって欲しくはないのですが、生活の安全性が低下しているのは間違いなく、これからは生活のあらゆる部分において安全確保の努力が必要になる時代に突入しているようにも思います。
タダで安全が保障される時代は終わってしまったのかもしれませんねzzzzzz。