一瞬で幸せになる方法

「これが叶えば私は幸せになれるのに」
人はつい、そんなふうに思いながら生きていることが多いのではないでしょうか。
・もっとお金があれば
・もっと時間があれば
・もっと評価されれば
・もっと自由になれれば
そしてその「何か」が手に入るまでは、どこか満たされない気持ちのまま日々を過ごしてしまいがちです。
でもそんなときにぜひ思い出してほしい話があります。
まず「これが叶えば私は幸せになれる」という願い事を三つ思い浮かべてみてください。
内容は何でも構いません。
収入、人間関係、仕事、家族、夢…。
「これがあれば幸せ」「ぜひとも手に入れたい」と思うものを正直に三つ挙げてみます。
次に、いま自分がすでに持っている「当たり前の幸せ」を思い浮かべます。
たとえば、
・目が見えること
・耳が聞こえること
・手足が自由に動くこと
・自分の意思で歩けること
・ご飯を食べて味を感じられること
・話したい人に声をかけられること
普段は意識しないけれど、失ったら生活そのものが成り立たなくなるようなものです。
そしてここでひとつ大事な質問をします。
「さっき挙げた三つの願い事と、いまあるこの当たり前の幸せ」
「そののどれか一つをあなたは交換することができるでしょうか?」
つまり
・お金がもっと増える代わりに視力を失う
・理想の仕事が手に入る代わりに歩けなくなる
・成功と引き換えに、味覚や聴覚を失う
ということです。
でもそう想像したとき、おそらくほとんどの人は
「いや、それはぜったい無理」
「そこまでして欲しくない」
「今のほうがいい」
と思うはずです。
当然ですね。
いくらお金や自由な時間が手に入ろうとも、それと引き換えにするにはあまりに代償が大きすぎますから。
ですがここに大事な気付きがあります。
それは何か?
私たちは常に「これが叶えば幸せになれる」と思うものを持っているけれど、その願いが成り立つための土台であり、その願い以上に計り知れないほどの大きな幸せをすでに持っているということ。
目が見えるから、もっと稼ぎたいと思える。
体が動くから、もっと自由になりたいと思える。
味が分かるから、美味しいものを求められる。
人と話せるから、評価されたいと思える。
それはつまり私たちは、何も持たずに「欲しがっている」わけではなく、。
むしろすでに交換できないほど大事なものを手にしたうえで、さらに何かを求めようとしているということです。
ですからこの問いは、こう気づかせてくれます。
「私は、もう十分に持っている」と。
もちろん願いを持つことは悪いことではありません。
夢を追うこともより良くなりたいと思うこともごく自然なことです。
ただもし今「満たされない」と感じているなら、それは足りないからではなく、すでに持っているものの大きさに気付いていない可能性が高いということ。
だから「当たり前にあるもの」を一つひとつ思い出すだけで、人は一瞬で幸せになれる可能性があるということです。
そう考えると幸せとは遠くにあるゴールのことではなく、すでに手元にあるものなのかもしれませんね。