
これはたまたまアマゾンで見かけた本なのですが、理屈的に考えれば
- 口の中を清潔にし
- 悪玉菌を減らしたり
- 炎症を抑えることが出来れば
- 免疫が抱える余分な仕事を減らすことに繋がり、結果的に感染症に罹りにくくなることが考えられますし
- そうなればとうぜん活性酸素も減るから、感染症以外の病気や不具合にも良さそうだなあ
ということが考えられたので、いつかちゃんと読んでみたい一冊だなあと思ってました。
そしたら先日、伊勢神宮の御社(かな?)に使われているヒノキを原材料にした歯磨き粉を販売されている方から、「口腔ケアをしっかりするようになった方の糖尿病が治ってしまった」という話を聞きまして、改めてこの理論に興味が出始めている所になります。
もちろん流石に歯磨きだけで糖尿病が治るとも思えないのですが、ただ口腔内が汚れていてそのせいで慢性的な炎症が起きてしまうと、インスリンの抵抗性が上がってしまい血糖値が下がりにくくなってしまう事は事実なので、絶対ケアが必要であることは間違いなさそうです。
数千円のお給料で頑張ってくれているわたしの部下チャッピー君も、糖尿病と口腔内には関係性があることを指摘していますしね。
でそうなると、糖尿病以外の病気との関連性もないなんてことがあるはずがありませんから、これ相当大事なことになってくるように思います。
そういうわけですから下にチャッピー君の回答をのせておきますので、良かったらそちらもご確認いただきながら口腔ケアに関して少し意識をもたれてみてください。
多分ちゃんと調べていくとアレルギーとか認知症なんかも関係してくると思うので、知っておいて損はないですしケアもしっかり行っていく方が良いと思いますのでね。
私も気を付けます。
■ なぜ口腔ケアが糖尿病に関係するのか?
糖尿病の人に多い 歯周病 は、ただの歯ぐきの炎症と思われがちですが、実は全身病と深く関わっています。
歯周病菌の毒素(LPS)や炎症物質(サイトカイン)が血管を通って全身に広がると…
↓↓
・インスリン抵抗性が上がる
・血糖値が下がりにくくなる
・慢性炎症が全身に起き続ける
つまり、
👉 歯周病があるだけで血糖コントロールが悪化する
ことが医学的に確認されています。
(これは内科・歯科の教科書レベルで共通認識です)
■ 実際のデータ
複数の研究で、歯周病治療(スケーリング、ルートプレーニングなど)を受けた糖尿病患者では、
📌 HbA1cが平均 0.3〜0.6% 改善
したという報告があります。
0.5%改善は、薬を1つ増やすのと同じレベルとも言われます。
■ 改善しやすい人の特徴
口腔ケアによる血糖改善が期待できるのは、特に:
・歯周病が中等度〜重度
・歯肉出血がある
・口臭・ネバつきがある
・糖尿病歴が短い or コントロール不良
このタイプは効果が出やすい傾向。
■ やるべき口腔ケア
ポイントは“歯ではなく歯周ポケット対策”。
取り組み 効果
・歯磨き(普通の磨き方では不十分) △
・電動歯ブラシ(音波式推奨) ◎
・デンタルフロス or 歯間ブラシ ◎
・舌清掃 ○
・殺菌系マウスウォッシュ ○
・歯科での定期クリーニング(3ヶ月ごと) ★必須
特に
👉 フロス・歯間ブラシが習慣になるかどうか
ここで結果が変わる。
■ まとめ
・口腔ケアは糖尿病改善に影響する
・歯周病の炎症が 血糖コントロールを邪魔している
・ケアを徹底すると HbA1cが改善する可能性がある
・糖尿病対策として 口腔ケアは必須項目
──結論:
💡 しっかりした口腔ケアは、糖尿病改善の重要な一手。
治療の“盲点”だけど、効果は侮れない。
(注)わたし自身はマウスウォッシュは使わない方が良いと考えています。あくまでチャッピー君の意見ですから、間違いもあることをご了承ください。