無料のがん検診や健康診断は無料ではありませんし、どれほどバカげたことが行われているか知っておいた方が良いですね

市町村から送られてくる無料のがん検診や健康診断
「タダだから」と安易に受けられる人も多いと思いますがそれは大間違い。
決してタダではありません。
それ全部税金から支払われているということを考えるべきです。
そしてその健診でどれほどバカげたことが行われているか・・・・・です。
行きつけのカフェのオーナーさんは去年無料の健康診断を受けたそうですが、検査結果が送られてもこない内に市役所の保険課の方から呼び出されたため、「どんな重篤な病名を言われるのか」と思ったら、
「血圧が140を超えているので気を付けましょう」
「体重ももうあと数キロ少ない方が良いですし」
「何か対策できるようなことはありませんか?」
とこのような話で終わったということでした。
大した問題ではなかったからホッとされた部分もあったようですが、この程度の事で住民の方にはいちいち市役所まで足を運ばせ、市の職員には余分な仕事を押し付けている今の行政に辟易とされたようで、「馬鹿なんじゃない」「今度からはタダでももう受けない」と思われたようです。
もし仮に正規の職員が対応されていたのであれば市役所の方の給料や社会保障は一般企業よりもかなり優遇されている面がありますから、一般市民からすれば「そんなことをやっている暇があるなら他にもっとやってもらうべき重要な仕事があるだろう」という話になるのではないでしょうか。
もちろん派遣や期間の方であってもこのような仕事に従事させるべきでないのは明らかで、如何に市の職員が無駄な仕事を行い、さらには税金が無駄なことに使われているのかがよく分かる話でした。
ですがこうしたことに意識のない方からすれば検診が無料というのは「うけないと損」くらいに思われているのか、何も気にせず利用される方が多いです。
うちの親もその口です。
でもそのように何も考えずにがん検診や健康診断を受けることは本当に良いことなのだろうかということです。
その安易な考えのためにどれほど多くの税金がそこに使われ、その負担を背負わされている人がいるか考えて欲しいところです。
以前ブログにも書きましたが、健康とは自己責任が大前提であり、他人や行政に頼りきるようなものではありません。
その前提を無くしてしまっている人があまりにも多すぎるから、このように税金の無駄遣いが発生するようなことが平気で行われているのではないでしょうか。
もちろん「定期的に検診を受けて早めに病気に気付いておきたい」という気持ちも分からなくはありませんし、「早めに病気を発見すればたしかに治癒率も高く大事にならなくて済む」という面もありますが、それならまずは検診を受けることより病気にならない日々の努力をきちんと行ってからというのが筋というものだと思います。
市や行政が行う無料の検診は決して無料ではありません。 必要がある際にはその事だけは忘れずに受けることが大切ではないでしょうか。